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【ツアーレポート】「南アルプスの村に、大きなクリスマスツリーをつくる!」

本ツアーは、リディラバが長野県から委託を受けて長野県伊那市にて実施した「いなたびスクール」に参加した地域住民によって企画され、2018年12月15日〜12月16日に実施されたツアーです。
リディラバは、本ツアーの企画サポートおよび運営業務を担いました。


企画者紹介

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企画者の田中聡子さんは長野県伊那谷(南アルプスと中央アルプスの狭間にある谷)のご出身。家族と一緒に18年ぶりにUターンし、伊那市で地域おこし協力隊として活動しています。

ツアーへの想い

伊那市は南アルプスと中央アルプスに挟まれ、市の面積の82パーセントは森林が占めています。

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豊かな自然がある一方、人口減少・高齢化に直面しています。
そんな伊那市を盛り上げるために、「子供から大人まで楽しめる新名物を作りたい」と考えた聡子さん。
リディラバが開催した「いなたびスクール」に参加し、間伐材を使って大きなクリスマスツリーを作るというツアーを企画しました。

(ツアー参加者募集の紹介ページ)


以下、ツアーの様子をご紹介いたします。

1日目 道の駅 南アルプスむら長谷に集合

今回のツアーの舞台となる道の駅「南アルプスむら長谷」にて、聡子さんや溝口未来プロジェクト(伊那市溝口区で移住・定住に取り組む住民グループ)の皆さんたちとご対面。

今回は三重県・千葉県・滋賀県・東京都・埼玉県から総勢11名(うち3名がお子さん)にご参加いただきました。

参加者たちも全員自己紹介をしていきます。

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 「かあちゃんのみせ すずな」にて昼食

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伊那のお母さんたちの手料理をいただけるバイキング形式の昼食でお腹を満たします。

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再び道の駅に戻ってオーナメントづくり開始!

道の駅に戻り、この10mのもみの木を飾り付けに取り掛かります。

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今回作るのは、松ぼっくりツリー、丸太のスノーマン、間伐材のオーナメント。

溝口未来プロジェクトの皆さんに教えてもらい一緒に作業していきます。

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こちらは丸太スノーマン。

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途中、道の駅の「パンや」さんから大人気のミニクロワッサンの差し入れが!

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おやつ休憩をはさんでもうひと頑張り。

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そして、ついに完成!

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次は飾り付けです。

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飾り付けがひと段落したら、ジビエBBQ!

小鹿を豪快に焼いていきます。

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焼きたてお肉がほろほろにやわらかくて絶品です!!

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やっと作業終了!あとは日が落ちて点灯式をするのを待つばかりです…!

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ついに点灯式!

地元の長谷中学音楽部の皆さんにクリスマスソングを歌っていただき、だんだん雰囲気も盛り上がってきます。

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3、

2、

1、

点灯~!!!!!

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大きな歓声とともに、真っ暗だった道の駅の広場に大きな大きなクリスマスツリーの光が灯りました。

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交流会

外での作業でお腹もぺこぺこ。クリスマスツリーを作り上げた仲間と一緒に豪華なジビエ料理で打ち上げです!

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夕食後には直径30㎝の巨大クリスマスケーキが…!

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聡子さんにケーキ入刀をしてもらいます。

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蔵の宿 みらい塾に移動

今回は明治時代に建てられてた風情溢れる蔵のお宿に泊まります。

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タイムスリップしたかのような世界観を味わいます。

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2日目 朝食

女将さんが朝早くから作ってくれた美味しい朝ごはんを、囲炉裏を囲んでいただきます。

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薪割り体験

みらい塾のお父さんに連れられて薪割り体験です。

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ただ斧を振り下ろすだけの簡単な作業に見えて、真ん中に正確に斧を当てなくてはいけず、実は素人にはかなり難しいんです。

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休憩&振り返り会

外での作業を終えて戻ると、女将が温かいすいとんと野沢菜のお漬物を用意して待っていてくれました。

長谷中学校で栽培している内藤とうがらしをつかった手作りラー油「長谷の太陽」をかけていただきます。

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刺激的な非日常体験尽くしのこのツアーもそろそろ終盤。

囲炉裏を囲んで振り返り会です。

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楽しい企画をゼロから作り上げてくれた聡子さんに、ちょっぴり照れくさいけどお礼のメッセージカードを渡します。

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お世話になったみらい塾さんの前で記念撮影してツアー終了です。

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ツアー参加者の方の声

事後アンケートでは、参加者の過半数が「また伊那市に行きたい」と回答。「伊那市の人にまた会いたい」「伊那市の商品を購入したい」という回答もあり、今後も伊那市及び今回の企画者と関わっていきたいと感じている参加者が多くいる様子が見られました。

「クリスマスツリーの点灯式や夕食など、全体を通して地域の方々と一緒に参加している感があって良かったです。伊那市の方々、皆さん いい方ばかりで、温かくてほっこりしました。」(滋賀県43歳女性)

「薪ストーブや囲炉裏のような空間が好きなのでみらい塾の落ち着き感が良かったです」(東京都23歳男性)

「ジビエは大好きで時々食べますが、ここで食べた鹿はとても柔らかくてくさみも少なく、今までにない美味しさでした!野菜もみずみずしくて味が濃い美味しい野菜でした。」(千葉県48歳女性)

「小さい子どももできる作業で、親子3人一緒に作れて良かったです。」(滋賀県43歳女性)

ツアーを通じてあなたの町の魅力を発信しませんか?

リディラバ 地域協働事業部は「住民の力で関係人口(将来的に移住の可能性もある、その地域を一緒に盛り上げる仲間)をつくる」ことを目指し、地方自治体・地域のみなさまと一緒にツアー企画、催行を行なっています。

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リディラバが地方自治体に提供する価値:

①地域住民の主体性の向上

スクールに参加した地域住民が主体性を高め、新たな地域の担い手として、外から人を呼ぶことや町の活動へ積極的に参加する

②関係人口の創出

地域住民によって企画されたツアーに参加した地域外の参加者が、彼らの想いに触れ、その地域コミュニティを好きになり、町へ深く関わる関係人口となっていく

③外からの人の流れを生むノウハウ提供

リディラバが蓄積してきたツアー企画・コンテンツ作成ノウハウを、スクールを通じて提供し、住民自身の力で外から人を呼び込めるようになる

リディラバのツアーに興味のある自治体の方はこちらよりお問い合わせください
パンフレットダウンロードはこちら



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