「東大だと結婚が難しくなるから、慶應にしておけば」国際ガールズ・デーに読みたい、女子にかけられている呪い
ニュースに潜む社会課題をキャッチ! リディラバジャーナル
みなさん、こんにちは!リディラバジャーナルです。
日々流れてくるさまざまなニュース。一見、局所的で自分とはかかわりのないように見えるニュースも、その出来事をとりまく社会課題を知ると、見え方が大きく変わってくるはず。
本日紹介する記事はこちら。
『「働きづらさに鈍感になっていた」男性中心企業の終焉に向けて、一人ひとりができること』
「東大だと結婚が難しくなるから、慶應にしておけば」国際ガールズ・デーに読みたい、女子にかけられている呪い
本日10月11日は「国際ガールズ・デー」。女子の教育を受ける権利の保障や、社会的地位向上を目的に、2011年に国連が定めました。
2024年に発表されたジェンダー・ギャップ指数では146カ国中118位と、世界的に見ても男女平等とは程遠い日本。
『男性中心企業の終焉』(文春新書)の著者であり、ジャーナリストの浜田敬子さんはこう話します。
「以前、BusinessInsiderJAPANの編集長をしていたとき、東大新聞の女子学生がインターンに来ました。
皆さんとても優秀で、責任感の強い学生たちばかりだったのですが、ある女子から、衝撃的な話を聞いたんですよ。
親から『東大に行くと結婚が難しくなるだろうから、慶應くらいにしておけば』と言われたと。
今、この時代であっても、10代の女の子たちは呪いにかけられているんです」
「働きづらさに鈍感になっていた」男性中心企業の終焉に向けて、一人ひとりができること
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浜田「面白い話をシリコンバレーで聞きました。スタートアップを起こすとき、3人目か4人目に女性を入れるべきだと。10人いる組織の11人目では、すでにカルチャーが出来上がっていて遅いのだそうです。
最初のカルチャーを作るときから、女性半数を目指していくべきだと聞いて、なるほどと思いましたね。
これからスタートアップを立ち上げようとする人は意識すべきだと思います。やっぱり意思決定層に女性が必要ですね」
安部「本でも言及していましたね。女性役員25%だと、女性1人がボードメンバーに入るなどに留まってしまう。そうなると1人が女性をすべて背負わなければいけないので、必ず複数人入れて、30%、40%にしていかなければならないと。まさにその通りだと感じました」
浜田「そう、1人だけではだめなんですよね。意思決定層には多様で複数の女性がいるべきです。それが実現できていない組織の代表例が、政治です」
衆議院選挙目前の今、ぜひ、お読みください。
※このリンクからこの記事にアクセスすると、どなたでも10月16日(水)まで無料でお読みいただけます!
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