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華原朋美さんについて語る記事:やっぱり、朋ちゃんが好き!!

オレンジ色のカボチャが、街に並ぶ。今年も、あと1ヶ月くらいでハロウィンだ。もう、そんな時期になったのかとびっくりしながら、華原朋美の「just a real love night」を聴いている。


街の雑貨屋さんでは賑やかなハロウィングッズが売られているが、今年は街の様子がいつもより静かだ。そりゃ、今年はアイツがいるから仕方がない。仕方がないのかもしれないけど、ふとした瞬間にアイツがいない世界を想像してしまう。でも、そんな世界は想像上でしかありえない。

けれどやはり、アイツ…コロナがなかった世界を想像すると、今のこの状況はどこから見ても良くないのは嫌でもわかる。「コロナでの危機をチャンスに。」「パンデミックによる新たな働き改革!」なんて文字を見て、人々がアイツに対して怖いほどポジティブに受け止めていて、ぞっとする。コロナがいる世界は、こんなにも人々の奥底に眠っていた何かを見せつけられる。

しかしながら、こんな世界で暮らしている限り、常にコロナでの周りの動向を見ながら行動しないといけなくなった。今は周りが騒いでなくても、また数が増えて周りの動向が変わるかもしれない。また自粛生活を促すほうへ向かうかもしれない。本当はそんなの気にしないで暮らしていたいのに、周りを嫌でも気にしなきゃいけない、相互監視がより増す世界へなってしまった。

こんな世界でも、生きていくしかない。私たちは、コロナに対して何もできない。無力のはずなのに、何故…。


そう、それは朋ちゃんにでも、だ。

朋ちゃんこと、華原朋美。
皆さんは、華原朋美に対してどういうイメージを持っているだろうか。

今までの私にとっては、幼少期の頃になんとなく流行っていた歌のおねえさんというイメージだった。ほんの数ヶ月前。たまたま、子供の頃に聴いていた曲を思い出してみようと適当にApple Musicで聴いていたら、華原朋美の曲に耳が反応した。これは、昔の私が好きだった歌声の持ち主だ。気になって、華原朋美の曲を何度も聴く。やっぱり、あの時に聴いた歌声だ。幼いながらも「こんなふうに歌えたらいいな。」と憧れを抱きつつ、惚れてしまった人物の歌声だ。この歌声の持ち主が、華原朋美…朋ちゃんだったのか。

(Spotify派のあなたに:こちらからどうぞ)

巷では、朋ちゃんはお騒がせタレントと言われたりしている。だが、本来なら、朋ちゃんは歌手が本業であろう。しかし、あまりにもゴシップ誌等に散々報道されすぎたからか、「華原朋美」と検索しても、よくないワードだらけだ。けれど、そういうのとは一旦距離を置き、各種配信サイトなどで朋ちゃんの歌を聴けばわかるだろう。朋ちゃんの歌声がいかに美しいかを。

いや、素晴らしい・美しいなんて誰でも簡単に言える言葉だけでは、朋ちゃんの歌声を表現しきれてない気がする。どういう言葉が一番表現として適切なのか悩む…。そう、朋ちゃんの歌声はこちら側の語彙力を試されるのだ。雑な表現で申し訳ないが、そういうところも、朋ちゃんの魅力の一つと言ってもいいだろう。

そんな朋ちゃんが、事務所から独立した。(参考: 音楽ナタリー 華原朋美、2020年内に配信ライブ開催を告知「ファンの皆さんに私の歌声を早く届けられるよう」 )朋ちゃん自身がTwitterやYouTubeなどを使って、活動していたのだ。これまでは有料ファンクラブサイトでの日記でしか朋ちゃんの近況を覗けなかった。朋ちゃんを知るためなら課金しようかな…などと、私が悩んでいた時。朋ちゃんは独立のために動き出していた。9月に入ってから、TwitterやYouTubeなどを開設。自然体で飾らない、まっすぐな朋ちゃんらしく、地道に更新しては近況を教えてくれた。私は、朋ちゃんのYouTubeなどの更新がある度になるべくチェックし、朋ちゃんの話を楽しんでいた。


_____しかし、ある日。
想像したくもない出来事が起きたのだ。

いつも通り、朋ちゃんがアップした動画を観ようと、YouTubeを開く。すると、「謝罪をもうしあげます。」とのタイトルが表示されていた。嫌な予感しかない。動画を再生すると、辛そうな表情をした朋ちゃんが誰かに向けた謎の謝罪をしている。これは、現実だろうか。それとも、巧妙に作られた悪夢だろうか。

(朋ちゃんの公式YouTubeはこちら

あの謝罪動画がアップされた後、ニュースサイトは騒ぎ始める。中には、良心的な記事もあったが、殆どがどうしようもない記事だらけだった。元々、独立した後くらいから、YouTubeでの朋ちゃんの発言を上手く切り取って、PV数をただ稼ぎたいだけの記事が量産されていた。長年「お騒がせタレント」枠で、散々記事に使われてきた朋ちゃん。今回の謝罪動画に対しても、過去の朋ちゃんに関する偏見的な内容(精神的な病気など)をたっぷり添えた、時代錯誤な記事が多かった。

芸能界は優しくない、そんなことは知っている。
けれど、こんなことが朋ちゃんの身に起きるなんて。

こんな世界は嫌だ。謝罪動画がなかった世界を想像してしまう。朋ちゃんが「皆さん、こんばんは。華原朋美です。今日はですね、○○をして〜。」と、いつも通りに画面の向こう側へ話しかけてくれたり、時には動画からあの美しい歌声が聞こえてくる世界。動画で言っていた開設予定の公式ブログ、華原朋美25周年を記念したグッズや配信ライブなどの情報で、盛り上がっていた世界。ついつい、そんな世界を考えてしまう。けど、これが現実だ。朋ちゃんはあれから更新(2020/09/30 時点)をしてない。朋ちゃんが笑顔で楽しそうに歌っている世界に変えられるなら…なんて考えても、私には何もできない。ただ、朋ちゃんがまた好きなように活動できる日を待つしかない。


気がついたら、コロナから朋ちゃんの話をしてしまった。話の脱線がいつも以上に酷い。どんなに強引でも、朋ちゃんの話をする気満々なのが見えてしまった文章を書いてしまった。それでいい。それでいいのだ。もし、これを機に朋ちゃんを知ってくれれば、嬉しい。「なぜ、そこまで朋ちゃんをゴリ押しするのか」って。答えは簡単だ。だって、今の私は朋ちゃんの歌声に心を奪われてしまったからだ。朋ちゃんの歌声が、大好きなのだ。

今は、過去にリリースされた朋ちゃんの曲を聴いて、ゆっくり待っていようと思う。またいつか、朋ちゃんが好きなように歌えるのを願って。





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