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今すぐお家で観られる!のしりこ的おすすめ海外ドラマ『13の理由』:ネタバレなし

皆さん、こんばんは。
いかがお過ごしでしょうか。


のしりこのおすすめ海外ドラマ記事、第四弾。

最近、さまざまな出来事があってお家で過ごすのが多いこの時期。そこで、この勢いで私が好きな映画やドラマや音楽を押し付けてみようと考えた。主にTwitterでおすすめの作品について呟き、それをこちらに載せられたらいいのではないかと企んだ。

しかし、ただ載せるだけでは「記事数とアクセス数を稼ぎたいだけの手抜きで薄っぺらいまとめ記事」なのが丸見えなので、その時書いた呟きをnote記事用に新たに書き直し、あとがきというお題に沿った文章などを書いたりして、程よく手抜き感をなくしたおすすめ記事にしてみた。


今回は、Netflixで配信中(2020/05/23時点)の『13の理由』 についてだ。

「世の中は嫌なことだらけだし、せめてドラマくらい楽しく…」という方には今回の作品『13の理由』はおすすめしづらいのが、心に余裕がある方には是非とも見て欲しい作品。

※今回のドラマ『13の理由』は自殺や性暴力などを取り扱った作品なので、注意してください。
※ネタバレは出来るだけしないように書いていますが、念のため気をつけて読んでください。


『13の理由』


Netflixで配信中のドラマ。ある日、主人公クレイにカセットテープが届く。それは、自殺した同級生のハンナが生前に録音したものだった。現在、シーズン3まで配信。6月5日配信予定のファイナルシーズンにて完結。

自殺したハンナのカセットテープを聞きながら進むストーリー。ハンナのカセットテープ一つ一つのほんの些細な言葉がキッカケで、揺れる心。すれ違う様子。誰かが誰かに傷つけられて、別の誰かを傷つけて。どんなに心がボロボロでも、目の前にある毎日を生きなきゃいけない。

このドラマは主人公のクレイやハンナだけではなく、ドラマに出てくる登場人物の背景を丁寧に描いた作品。何がキッカケでハンナは自殺したのか。このドラマを見れば、自殺というのが単純な理由じゃなく、様々な理由が偶然にも重なり合って起こってしまう悲しい出来事なのを知ることができる。

学校という狭い世界での人間関係を丁寧に描いた作品が好きな方はぜひ。

私はこのドラマのおかげで、いつの間にか心に抱えてしまった何かに気づけた。とても、大切な作品。それが『13の理由』だ。この作品があったからこそ、私は一歩前に踏み出せた気がする。社会問題を取り扱ったドラマなので、人によってはつらい描写が多くて嫌になる作品だが、私にとっては勇気をもらえた作品だった。ファイナルシーズンが楽しみで仕方がない。(2020/05/23時点)

※何度も書きますが、このドラマは自殺や性暴力などのシーンがある作品なので注意してください。




あとがき:あなたは誰かを傷つけたこと、ありますか

今回は重いテーマのドラマの紹介だったので、あとがきをこのテーマにしてみた。

もし、「あなたは誰かに傷つけられたこと、ありますか?」という問いなら。「あるよ。」と素直に答えられる人が多いだろう。しかし、「あなたは誰かを傷つけたこと、ありますか?」だと「そんなの、ないよ。(そりゃ、過去にはあるかもだけど)今はないよ。」と今のSNSだと答える人が続出な気がしてならない。けれども、誰かを傷つけたことなんてないって本当に言い切れるのだろうか。この記事を読んでいる時間にでも、あなたの些細な言葉が原因で、誰かが傷ついているかもしれない。そう、私にもあなたにも、それはあるだろう。ただ、無自覚なだけで。

この『13の理由』というドラマにはそういうシーンも隠すことなく描いている。大概は、皆それをわかってない。だからこそ、人間って複雑なのかもしれないし、単純なのかもしれない。

もちろん、数は少ないけれど他人の心を傷つけて楽しむ…心の殺人鬼的な人たちもいるので言い切れないのだが、大体は誰かを傷つけたことに無自覚なのだろう。ほんの些細な言葉が、誰かを傷つける。それが、学校でもSNS上でもだ。そういうリスクもある中で、生きなきゃいけない。それが今の世の中であり、見たくもない現実でもあるのだ。それでも、世の中に何かを残したい、何かを訴えたい、何かを表現したい、そういう気持ちが生きる原動力にもなるからやめるにやめられない。そう、皆がやめるにやめられないのだ。そのせいで、誰かを傷つけていても、傷つけられていてもだ。歴史上のどんなに善い行いをした人物だって、誰かを傷つけては誰かに傷つけられている。

とはいえ、誰かを傷つけているかもなと少しでも思うなら、脳内をリセットするかのように深呼吸してみよう。そうして、また考えてみよう。

私もこの記事を書きながら考えてこう思う、「もう、やめるにやめられない。けれども、なるべくなら誰かを傷つけないようにこれからも表現していきたい。」と。



前回のおすすめ海外ドラマ記事、よかったら


この記事を書いているのしりこの病気についての記事です


最近では、発達障害あるあるネタについて記事を書きました






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