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いつだって野菜に見とれちゃうボク。

夏野菜をモザイクのように散りばめた。

笑われるかもしれません。
からかわれるかもしれません。

でも。

うつくしい。
野菜を切る前に見とれちゃう。
切りながら、切ったあと見とれちゃう。
ドキドキする。アートだと。そう思う。

色、カタチ、質感、食感、重さ、瑞々しさ。
その存在感に圧倒される。

いや、いつもじゃないですよ。
八百屋やスーパーでいつでも見とれちゃって圧倒されてたらおかしいですから。

でもだから、そんな料理がしたい。料理は素材を活かすコトが大事だから。
味や香りや歯ごたえはもちろん、色やカタチも活かしたい。

だからそんな風に撮りたかった。
キレイなもの、いいと思うものを残したいという気持ちは当たり前の感情だから。

ただ、そんなモノがブッ飛んでしまうくらい
「旨いっ」と感じることを目指している。

今回の料理は夏野菜の食感や色や香りを
モザイクのように散りばめた一皿。

**how to make **

豚ロースのグリル 刻み野菜のサラダ添え

材料
・豚ロース(お好きなお肉で好きなだけ)
・野菜 赤玉ねぎ、ウリ、コリンキー、トマ   
 ト(お好きな野菜を好きなだけ)

① 野菜をそれぞれ5mm角ほどに切る。
玉ねぎは水にさらし、キッチンペーパーなどでしっかり水気を切る。ウリ、コリンキー(生食できるカボチャ)はボールに入れ塩をして水分を出し、水を切る。トマトも水を切りたいのですが、最後まで水気が出るので、ほどほどに。

② 全てボールに入れ塩、レモン、EXバージンオリーブオイルでマリネしておく。

③ 豚ロースは厚めに切り、筋を切って塩胡椒する。

④ グリルパンで焼く場合はグリルパンを強火でしっかり熱してからお肉を焼く。フライパンでも十分に美味しいです。強火で焼くと中まで火が入りづらいので、アルミホイルに包んで余熱で火を通します。

⑤ お皿にお肉を並べて、サラダをかけて出来
出来上がり!

POINT!!
野菜は歯応えのあるものはあったほうがいいですね。玉ねぎはあってもなくてもいいです。今回はトマトは味のまとめ役。
お肉の塩胡椒は強めにするのが美味しさのコツ。
大きめに切って焼いてアルミホイルに包んで余熱で火を通すと、柔らかくジューシーな仕上がりで焼けます。
グリルパンで焼くと直火に近い焼き目がつき(焼き鳥のアレみたいなヤツです)、大量の煙が出るので少しスモーキーになるというのが特徴です。
お肉と野菜のどちらにも味付けがしてあるので、焼いて乗せるだけで成立します。
食卓にはどちらも別に用意して、それぞれ好きに食べるのも楽しそう。


つまりは神さまだと思う。

なにかを信じることが宗教なのだとしたら、ボクは料理をすることで自然の理(ことわり)を知り、信じ、畏れている。つまり食事(食にまつわる事)から生きることを学び、自然の理を宗教とし、毎日を過ごしている。

火と水を扱い、調和させ、料理する。
味や香り、色やカタチは天と地からのギフトだと思う。

知って、知って、知りたがって
上手に付き合うと、いい顔を見せてくれる。

そういう時は一口食べるとヨロコビが溢れてくる。そのヨロコビは食べられる側のものでもあり、食べる側のものでもある。

つまりは食材もソレを食べる者も
全て神さまそのモノだと思う。

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