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何を言ってもいいわけではない! 正しい自己主張の方法とは?

今回は、正しい自己主張の方法についての話です。

たまに見かけるんですが、悪口や愚痴、悪態を他人に対して言うことを自己主張だと考えてる人たちがいます。
もちろん自由主義国には言論の自由が存在します。ですが他人をむやみやたらに非難し、周囲の人たちを不快にするような言葉を口にするのは、モラルを欠く行為と言えます。

一方で、ちゃんと自分の意見を持って、それを主張できるような環境は必要です。言論の自由がなければ、他人や周囲の人たちの感情ばかりを考え、いいアイデアがあっても何も言えず、ひいては社会全体が衰退する恐れがあります。

このことを踏まえて、今回の結論を出します。


結論

正しい自己主張は、以下の方法で行いましょう。
1. 結論とその根拠を主張する。
2. ポジティブな方向で意見する。
3. 自分を含め、自分のいる環境を向上させることを意識する。


詳細説明

上記で紹介した結論について、詳細説明を記載します。

1. 自分の意見とその根拠を主張する。
自己主張の基本です。結論とその根拠を主張しましょう。必要であれば、最後にもう一回結論を主張しましょう。

2. ポジティブな方向で意見する。
「これがだめだ」「あれがだめだ」
というようなネガティブな方向で意見をするのは、極力控えましょう。例えば相手に何かやりたいことがある場合、それが明らかに有害な場合を除いて、基本的にはその相手のやりたいことや考え方を尊重しましょう。その上で、相手に対して意見を主張しましょう。その際に、
「こうするといい」「ああするといい」
というように、相手が正しい方向に進めるように後押しするような意見を言いましょう。
そうすれば、たとえ相手に否定的な意見をするような状況でも、相手の不快感を和らげることができると思います。

3. 自分を含め、自分のいる環境を向上させることを意識する。
個人攻撃をしたり、個人や組織の欠点ばかりを並べることには、何のプラス要素も存在しません。ほぼ確実に、周囲の人たちを不快にするだけに終わります(何事にも絶対は存在しないので、あえて「ほぼ確実」と表記します)。
「どうやったら、みんなが上手くいくだろうか?」
「どうやったら、私たちが今いる環境・社会をよりよいものにすることができるだろうか?」
上記の視点で意見を言うのが、おすすめです。


最後に

みなさまは正しく自己主張をしていますか? 悪口や愚痴、悪態ばかりを言い続けていても、自分も相手も、周りにとってもいいことはありません。

これからは自分の話す言葉に気をつけて、正しい自己主張を心がけましょう。


以上です。
ご覧いただき、ありがとうございます。


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