プレゼン

午前中、卒論発表練習をした。

何を隠そう、人前でプレゼンをすることがとても苦手なので気が重くて仕方がなかった。
本番は発表7分、質疑応答3分の10分間が与えられる。

どうにかこうにか、発表を終わらせるとスライド1枚ずつに先生からの指導が入る。

とても理論的な指摘なので刺さる。何も言い返せない。仰る通りだ、と思う。

今でこそ、ようやく慣れてきて冷静に受け止められるようになったが前期の頃は本当に堪えた。ずぶずぶと刺さる指摘一つ一つに落ち込んでいた。
人に寄りけりだろうけれど慣れるしかなかったんだろう

一番最初の報告会(自分がやってきた研究内容を研究室全員の前で発表する会。質疑応答もあり)で先生と先輩にぼこぼこにされた。
「あなたの発表は中学生以下です」
「ひどい、何も考えていない」

なんとか耐えてともに発表を終えた同期と研究室に帰ったら
Zさん(M1の先輩)が片方の同期にだけ「お疲れ!」とハイタッチをした。後ろにいた私はスルー。
どうってことないことだと思うがかなりショックだった。
「お前の頑張りは最低ラインにも達していない」と突き付けられたように感じた。
家に帰ってお風呂でぽろぽろ泣いた。


今日の練習会で同期の女の子が生理でしんどそうにしていた。
私の次の番に発表だったが、私の発表の途中に席を外して20分以上戻ってこなかった。
心配だったが先生からの指摘を受けている途中で連絡の取りようがなかった。
私の発表の終盤に差し掛かって帰ってきたので少し安心した。

全体の発表が終わった後、彼女と一緒に研究室に戻った。
『S(同期の男の子)が「体調大丈夫?マロニエが発表しているから戻れるときに戻っておいで」ってLINEくれてん。救われた~。
ZさんからもLINE来たんだけど「いつまで直前練習してんの?もう戻ってこい」ってきた。しんどさに耐えられんかっただけだし直前に練習なんて私今までしたことないのに。ちょっときつかった。』
と彼女が言った。
私が
「Sは妹いるからわかるのかなぁ、優しいね」
と返したものの、Zさんの発言にモヤッとして一番最初の報告会の出来事を思い出した。

結局、その人の性格次第なんかなぁ。

世の中いろんなひとがいるんだな。



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