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074 明るい心で生きましょう

 生きる上で何よりも気をつけたいのは「心が汚れないこと」です。なぜかというと、我々は心が汚れると、ものすごく不幸になるからです。どんな意見でも、それにしがみつくことは心の汚れの大きなポイントになります。それに、どんな意見も無常ですから執着には値しません。仏教が「心が清らかであるべき」と言うのは、意見にしがみついて言っているわけではなく経験からくる教えです。心が暗いと不幸になり、心が明るい場合は、けっこう人生はうまくいきます。ですから、常に明るい心で生きるのが一番ですよ、ということです。人がどうして、いつも明るい心でいることができないのかといえば、人間には「ちょっとしたことで、すぐ心が暗くなってしまう」という弱点があるからです。『一分で読むブッダの教え』第2章 心の正体を知れば、人は成長することができる 《心の癖》アルボムッレ・スマナサーラ サンガ出版【ブッダのユーモア活性術 役立つ初期仏教法話8(サンガ新書 026,2008年) P167】

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