見出し画像

「捨てる」思考法 出口治明

本日の読書は立命館アジア太平洋大学 学長の出口治明さんの著書で
「捨てる」思考法 結果を出す81の教え

出口治明さんの本は語り口が平易で、親しみやすく分りやすいんです。
今回の本は主に20代後半から40代のビジネスパーソンに読んでもらいたい内容とのことでした。

出口治明さんは「無駄なことは捨てて、自分の時間を大切に」とおっしゃっているような気がします。
著書の中で、出口さんは「無駄とは何ですか?」と聞かれ、「合理的でないこと」と答えてました。
会社にいれば、合理的なことばかりじゃないですよね。
無駄なこともたくさんあります。働き盛りのビジネスパーソンがその無駄なことに煩わされ、なかなか思うように実力が発揮できないのは状態はおかしいでしょう。
また、会社で心身ともに疲弊してしまっている人には
「心身を守るには、根拠なき精神論と我慢を捨てる」を読んでほしいです。

頑張ったり工夫したりすれば何でもできると考えるのは、人間の傲慢というものです。脳が多少発達しているために人間はそう思いがちで、またメディアも精神論を盛り上げる風潮がありますが、これほと時代遅れな話はないと思います。

「捨てる思考法」より

無駄な我慢は合理的ではないのですね。
出口さんの考え方はさすがに合理的で無駄の省き方も徹底してます。
メールの返事は「了解」の一言。部下の方に短すぎますと言われ、
「了解です。」にしたそうです。

人は日々、なにかを選択して生きています。
選択しなかったほうは捨ててることになります。
なにかを得ることはなにかを捨てること。
自分が何を選択し、何を得て、何を捨てているのかということを意識して生きると未来が変わってくるのではないでしょうか。

例えば、今私がこうしてブログを書いている時間を選ぶことにより、だらだらとテレビを見る時間を捨てたことになります。

会社では残業をせざるを得ないこともあるでしょう。
たとえ、残業をやめることができなくても、この残業は本当に必要か?と疑問を持つことが結果を出すことにつながるのではないでしょうか。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?