映画<エンドレスサマー>を観てきました。
昨日は、昼ご飯の時間に凄い雨と雷になりました。私は雨と雷は大好きなので、始まるといつも電気を消し、テラスのガラス窓を開けて見物するのですが、昨日のは、本当に凄かったです。
近所の家から小さな子供が雷の音に驚いて泣く声も聞こえてきました。雷も近所に大分落ちたのでは無いかと思います。バリバリという音が何度も聞こえました。
ただ、一時間程でそれが終わると、10度近く温度が下がったのでは無いかと思います。災害にならないのなら、一日に一回位降ってくれるとだいぶ暮らしやすくなるのでは無いかと思います。何しろ今年の夏の暑さは異常です。
涼しくなったので、映画を観に行こうと思い、新宿迄出掛けました。映画は<エンドレスサマー>、サーフィンの映画です。アメリカの若者二人が、サーフィンをやる為に世界中を回る映画です。
私は、映画は好きで、月に5本から10本は観ます。勿論、人気の映画も見るのですが、何故か、<サーフィン>と<F1>の映画は気が付けば見ている事が多いです。
サーフィンもF1も私の生活には何の関係もなく、サーフィンなどやったことも無く、F1等、車の免許も持っていないので、全く関係のない世界なのですが、どうもこの2つの映画をやっていると必ず観に行ってしまうのです。
サーフィン映画の影響ははっきりしていて、かの名作<ビッグウェンズデイ>によるものです。ベトナム戦争の中で傷ついた若者が再び大きな波に乗る話で、『水曜日に必ず大きな波が来る。』というこの映画はサーフィンなどに縁も所縁も無かった私に大きな影響を与えました。
アメリカの若者を一番よく現わしているのは、ニューヨークの金融街にいる若者などでは無く、サーファーなのだと私は思っています。ただ、波に乗る為だけに、毎日海岸に行き、仲間とサーフィンを繰り返す若者の中にこそ、アメリカの自由と本当の良さがあるのだといつも思っています。何の役にも立たないその行為こそがアメリカの本質であってくれたらどんなに素敵でしょう。
ただ、今回の映画は何となく余り惹かれる映画にはなりませんでした。記録映画なので、ストーリーが希薄な為だと思います。映画はやはりストーリーなのです。
F1については、良い映画が多いです。私は去年の映画のNO1は『グランツーリヅモ』だと思っています。F1と言う世界は、人が何故そんな物に憧れ、そんな物を目指すのかという疑問を超え、男の友情、男の夢、人間の可能性という物ににじり寄って行く姿が素晴らしいからでは無いかと思います。
どちらも、私の実人生に全く関係無いのが可笑しい所です。
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