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にゃんこのワルツ(なにぬ猫さんと愛猫ラッキーの主題によるロンド)

今回は、なにぬ猫さんのハンネでワルツを作りました。
その名も「にゃんこのワルツ

このワルツは、ロンド形式で作りました。
ロンドでは、メインの主題と他の二つの主題が交互に繰り返されます。
ロンドは普通、A・B・A・C・A・B・Aという楽曲形式という説明が多いですが実に味気ない。
そこで、Aを「」に変えて、BとCを「」と「」で表示しまして、次のように書き直してみました。

コ・ネ・コ・と・コ・ネ・コ

なんと!
これは子猫と子猫と読めるじゃありませんか。
実に不思議です。

ということだと、やはりタイトルは「にゃんこのワルツ」にして正解だった。^^

曲の簡単な説明です。
以前に書いた音名変換によって、なにぬ猫さんのメロディは次のようになりました。
Naninuneko ⇒ FAFAFFFECG⇒ ヘ長調で読めば ドミドミドドドシソレ

ワルツ風のリズムにして和声を付けましたら、可愛らしい感じの始まりになりました。次の楽譜は冒頭の8小節です。青い音符が、なにぬ猫さんのテーマです。

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これが「コ・ネ・コ・と・コ・ネ・コ」の「」の初めの部分になります。

」のところは、「」をかなり大幅に変形しまして、猫の目のようにクルクル変化するような雰囲気です。(楽譜は省略します)

」は中間部です。ここでは、なにぬ猫さんの愛猫「社長」の名前を使いたいと思いました。ところが、社長のローマ字表記は一通りに決まりません。

syacho
syatyo

どれを使うかでメロディが変わりますので、なにぬ猫さんにお伺いしましてsyacho に決めました。ついでに社長の本名はLuckyちゃんと伺いましたので、そちらも使うことにしました。

下の楽譜は、二つ目の「」の終わりの部分から、次の「」の初めの方にかけて表示しています。下の段の先頭から「」が始まります。

なにぬ猫ワルツC

緑色の音符が Syacho で、赤の音符が Lucky です。

社長のテーマを使った中間部の「」は、やや不思議系の音楽になっています。
Syacho と Lucky の組み合わせに、さらにバスのメロディーを強引に作って加えたのが、たぶんその理由です。中間部「」は猫の不可解な行動を表していると深読みして頂けると助かります。^^

この曲はYouTubeにアップしていまして、この記事の一番下に動画を埋め込んでいます。動画で社長が登場するのは約50秒付近です。(社長の映像は出ません)

なお動画では、なにぬ猫さんに描いて頂いた、うちの三猫のイラストを背景画像に使用させていただきました。なにぬ猫さんのこちらの記事にあるものを、ご許可を頂いて使っています。


さて、この「にゃんこのワルツ」ですが、曲の長さは2分ほどと短めです。
そこで、この曲の英語タイトルは、Two-Minute Waltz(二分間ワルツ)にしました。

西欧ではショパンの子犬のワルツが、A Minute Waltz(小さなワルツ)と呼ばれています。それに引っ掛けたダジャレです。^^

お楽しみいただければ幸いです。

にゃんこのワルツ
副題:なにぬ猫さんと愛猫ラッキーの主題によるロンド
英語タイトル:Two-Minute Waltz
イラスト:なにぬ猫さん
作曲:古い音楽帳(音楽帳工房)


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