カレー

異文化クッキング_パキスタン料理

今回の異文化クッキングはパキスタン料理でした。メニューはパキスタン風チキンカレーと主食のプラタ、そしてデザートにセモリナプティングです。

ギー(Ghee)は発酵無塩バター

今回、チキンカレーにもプラタにもセモリナプティングにも、とにかくたっぷり使ったのがこのギー。普段、油系を極力使わないようにしている私には衝撃的な量のギーをどの料理にも使いまくり。冷蔵庫にバターすらない我が家、久しぶりにたっぷのオイル補給です(笑

パキスタンはムスリムの国です。当然、料理はハラール料理になります。ハラールとはイスラム法上で食べることが許されている食材や料理を指します。そんなハラール料理でたくさん使われたギー、バターと何が違うのかが気になります。調べてみると、作る過程でタンパク質などの不純物を取り除いているので、ギーはバターよりも純粋なオイルで、消化がしやすく、ビタミンも豊富とのこと。アメリカのTIME誌で「最も健康的な食品50」に選出されているらしい。なんと!ギーは健康食品オイルなんですね。

知りませんでした。知るって大事です。

セモリナ?って何?

調べてみるとデュラムコムギの粗い精製されたミドリング粉とのこと。【セモリナ (semolina)は、古代ラテン語で穀粉を意味するsimilaに由来するイタリア語semolaの指小辞に由来する。*出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』】つまり、小麦粉系ですね。

初めてのパキスタン家庭料理。ギーもたっぷりでこってり系で辛いのかなと勝手に想像していたのですが、食べてみると優しいお味で、とても美味しくいただきました。香辛料の使い方が上手で、香りも楽しみながら食を楽しむという感じでしょうか。ご馳走様です^o^

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パキスタンの言葉

パキスタンの国語はウルドゥー語です。ウルドゥー語(اردو)は、インド・ヨーロッパ語族インド・イラン語派に属する言語の一つ。ペルシャ語、クルド語、ヒンディー語などの仲間です。文構造はSOV型、日本語と同じです。ウルドゥー文字はアラビア文字から発展したペルシア文字を基本としたこんな文字ہیلو وہاں(こんにちはの意味)。覚えるのが難しそうです。ちなみに公用語は英語です。旅行の際には、英語ができれば問題ないですね。

日本の2倍の面積79.6万平方キロメートルの国土には、世界遺産の「タキシラ」「モヘンジョダロの考古遺跡」「ラホール城」などがあって、自然の豊かで良いところだとのこと。今回の異文化クッキングを機会に、パキスタンについてもっと知ってみたいと思いました。




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