エクアドル★陽気な入国審査

到着後、コロナ対策で待ち時間

さて、午前一時過ぎにグアヤキルに到着して、結構疲れているところで待ち受けていた入国審査。(前回記事はこちら↓)

コロナ対策のため、到着した乗客は使っていないゲートの前に通され
ソーシャルディスタンスを保つため、指定された席に座るように言われます。
「機内ではソーシャルディスタンスへの考慮なしだったのに、ここではするんだね・・・」とすこし腑に落ちない気もしましたが、航空会社と政府の対応は違うということなのでしょう。

入国審査官と面談する前に、機内で記入した「健康チェックシート」を係員と一緒に目を通し、記載事項に間違いないことを確認・署名してそれから入国審査に進みます。子ども連れ、そしてお年寄りから先に案内をしているようで、私たちの番まで大分時間がかかりました。

謎な名前確認

チェックシートを確認する係員は3人いて、よくテレビで見るシャワーキャップみたいな帽子とマスク、それと医療防護服を着ていました。
男性の係員は私のチェックシートをみて、わたしの名前を3回くらい
「ははぁ~。めけこ、みきこ・・・うん?MIKIKO?」と繰り返した後、
いきなり、「Yo soy Jackie(私はジャッキーです。)」と自己紹介してきました。「なんでこの人は私に自己紹介するの(゚ペ)?」と戸惑いながらも、
「一応こっちも自己紹介しないと。」と思い、つたないスペイン語で
「Yo soy Mikiko」と言ったら、「僕はジャッキー、君はみきこ、僕はジャッキー、君はみきこ。」と指さし確認しながら、繰り返して、最後はギャハハと笑い始めた。ジャッキーは三名いるうちの端っこに座っていて、
その反対側の端っこの女性もキャハハと笑い、「ジャッキー、あんた馬鹿ね」みたいなことを言っていました(多分)。真ん中の女性は、ジャッキーのおやじギャグにつかれたのか、全然笑ってなかった。「ジャッキーの無駄話のせいで入国審査の時間がかかっているんだ。(#`-_ゝ-)」と、入国審査の効率の悪さをすべてジャッキーのせいにしかけましたが、「午前2時前だしみんな、変にハイになるよね。」と思い直し、入国審査に進みました。

動物検疫証明書のチェックなし

入国審査では、パリッとした青年がテキパキと手続きしてくれた。だけど、アメリカで444ドルも払ってそろえた、愛犬ランボーの動物健康診断書、検疫証明書や輸出許可証については全然聞かれませんでした。「エクアドル政府が、これがないと受け入れないっていうから準備したんだぞ!」と思いましたが、何事もなくペットが入国できただけでもありがたい。
(小型犬は客室で一緒に移動できますが、大型犬は貨物としても現在は受け入れていないそうです。大型犬の飼い主さん大変!)

長い一日の締めくくりは冷水シャワーで

今の時期は珍しいという雨の中、滞在中の住処となる家に到着したのが午前3時過ぎ。一通り、身の回りの物をスーツケースから出した後、長い一日の締めくくりに、シャワーを浴びようとしたら冷水しかでないという事態が発生。浴びずに寝るのはどうしても嫌だったので、降り注ぐ冷水の中を10回ほど往復するという、「ただ体を濡らしただけ」にちかいシャワーを浴びました。夫もヘトヘト。結局、一番元気だったのは愛犬ランボーだけです。新しい家をキョロキョロクンクン探索していました。

(乗り継ぎのマイアミの空港で搭乗を待つランボーちゃん)

画像1

ちなみに、シャワーは翌朝、夫が試行錯誤して直してくれました。ありがたや★何はともあれ、新生活のはじまりです。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?