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個人作家活動と時代に感じること。

前回に手作り作家として活動してきたことの反省を記しました。
(課金していますが収支記載部分以外は無料です。)


手作り作家としてやれるだけやってみて、反省点もたくさんあったのですが、一番は「自分はこれを続けていけるのか?作り続けたいのかな?」と疑問も湧いてきました。


ひとつめは体力。
私は1975年生れの40代です。
全力でたくさん作り続けることは今はできても、50代に入ると同じ様に活動できる自信はないです。

ふたつめは孤独
お客様とのネット上のコミニュケーションは心から嬉しかったし、励みになりましたが、毎日ひとりで籠もって仕事をし続けることが自分に向いていないかもしれない、と感じていました。
何より気持ちが沈むと手が止まってしまう。
メンタルをできるだけ一定に保てる人がひとり作業には向いていると思います。

そして3つめは靴をやりたい!ということ。
私が靴の業界で頑張ってこれたのは「履きやすくてオシャレな靴ってない!これを作りたい!」というモチベーションがあったから。
自分のキャリアも「靴学校 → 浅草靴メーカー → インソール企画販売 → 婦人靴オーダーメーカー → シューズデザイナー」と、このモチベーションに沿って渡ってきました。
自分の思う「履きやすいオシャレ靴」が作れていたり、誰かが作っていたならばモチベーションは消えていたと思うのですが、これがまだ自分が納得するモノがない状態で、バッグや革小物を作りながらもモチベーションが消えてくてなくて悶々としていたこと。



シューズデザイナーとして10年間やりきった先に個人作家が待っているなんて、想像もできなかったです。むしろ自分が個人作家になれるなんて思いもしませんでした。
でもちょうど手作りサイトが盛り上がっている時に参加できたタイミングが良かったのだと思います。


今ではプロのメーカーさんもたくさん参入して激戦になっている手作りサイトですが、私がサイトに登録した2015年の当時は100均の商品をアレンジした作家さん達が大人気の時代でした。
個人が自分の作ったものをネット販売することにまだハードルを感じていた時代。
そのハードルを超えて自分の作ったモノを販売する人達が先駆者として売れていたのだと思います。


今は個人が自分のモノを販売するのにハードルが低くなりましたよね。
むしろ時代はreuseが当たり前になって、メルカリでも「とりあえず出してみよう!」とびっくりするようなものが個人間で売買されています。

今、作家活動を始めるならばサイトにキレイに商品を登録するだけではなく、SNSやnote等で自分の作っているモノに対して熱く発信していくことがとても大切だと思います。

モノや情報に溢れた時代にお金を払うモノやコトは何なのか?
ありふれたモノやサービスは安価に済ましたい、でも誰かが熱を込めたモノやサービスにはファンとして応援購入したい。
そんな気持ちが強くなっている時代に移行しているのを感じています。

そんなことを考えつつ、少しずつ個人作家の次のステップを考えるようになってきました。


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「毎日使う、きちんとした、いつものもの」 をテーマにラフだけどきちんとした装いにも合うバッグ、ヘアゴム、体がきちんとするインソール作っています 。 web : https://www.ricca-tokyo.com/
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