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【ふらぐ通信】2022年3月号

 こんにちは。
 早いもので、気づけばもうすぐFlagmentも開始から半年を数えます。

 ここのところは意外な方や初めてご挨拶する方からも「読んでいる」と言って頂けて非常にほっこりしています。
 このコンテンツ自体は、あくまでも語り手の方をフィーチャーする「場」でしかないので、僕の功績では全然ないのですが……
 嬉しい気持ちは真実なので、ありがたく頂戴することにしています。いつもありがとうございます。

 そんなFlagmentですが、福島県北地方で折り込まれる情報誌「ふくしまゆう」3/25発刊号にコラムを寄稿させていただく機会があり、そこでせっかくだからとFlagmentについて書いています。
 いつもお読み頂いている読者の皆様にとっては目新しい情報ではないかもしれませんが、もしよろしければお手に取ってみてください。折り込みだけでなく店頭配布などもあるようです。
 僕自身県北の人間ではないのをいいことに「差し入れに持ってきて〜」と呟いたら本当に頂いてしまいました。なんか悪いことした気分。でも嬉しいです。

激情の半生ここにあり

 枕がやや長くなりましたが、3月のFlagmentの話をしましょう。

 佐藤善嗣さんはつい先月SANZASHIを脱退。

 Flagmentを開始当初から愛読して下さっている方は幾人かいらっしゃいますが、佐藤さんもその一人。連載開始後間もない時期、「とても面白い」「どうかなるべく続けてほしい」と熱烈な感想をくださっていました。

「然るべき時」が今だったかはわかりませんが、濃密なお話を頂けたということだけでもその答えとしては十分ですね。
 ご自身では支離滅裂だとかまとめるのに苦労させたとか仰っていましたが、とんでもない。一語一語を、まさに編むように選んで話して下さった佐藤さんの姿勢には感銘を受けました。

 お話の中身に関しても、ステージでの立ち居振る舞いについてや、表現についての話には共感する部分もかなり多く。
 僕自身、PEAK ACTIONでのライブの際、お茶目半分にフロアから真っ直ぐプロレス入場したり、本番直前の音出しでK-POPのベースラインを弾いたりしていたのですが、佐藤さんとお話させていただいてからすっぱり辞めました。
 そのくらい、僕自身にとっても貴重なお話でしたし、佐藤さん自身のクロニクルも深く濃密でしたね……。
「激情の半生」というタイトルはかなり早い段階から浮かんでいました。

 佐藤さんの今後のご健勝と、素敵な出会いをお祈りしています。
(結婚観について私情を挟んで相談してしまいすみませんでした。)

めちゃくちゃ風の強い日でした

 続くひろみさんは、Flagment史上初の女性の語り手。
 Twitterにも書いた通り、女性だから男性だからというのは一切ないのですが、ふと思い返したらそうだなあ、と思いました。
 10年前のうぶで対人不安全開の僕が、今の自分の活動を見たら驚くでしょうね……。

 本誌にも軽く書いた通り、ジョンさんへのインタビューをちょうど終えようというところに、別件で現れたのがひろみさんでした。
 存在だけは存じていましたが、まともにご挨拶させていただいたのはその時が初めてで。
 以来イベントでお顔を合わせることも度々あり、今回の取材に相成りました。

 大変ありがたいことに、ひろみさんもFlagmentのファンを自称してくださる方のお一人。全記事お読みになってると知った時はビビりました。本当にありがたいことです。
 少し話は逸れますが(音楽にも通ずることですが)「赤の他人に心から楽しまれるもの」を作ることができた、と実感したときの多幸感に勝るものはなかなかないなと思います。
 好みも価値観も違う赤の他人が、自分の好みや自分の価値観で作ったものを面白がってくれる。これこそエンタメ冥利に尽きることの一つだなあと思います。

 イベント史には本当に驚かされました。pocketを続ける努力はもちろんのこと、まさか福島にフォーリミを初上陸させた方にお話を聞いているだなんてつゆとも思わず……!
 フォーリミもフォゲミも昔好んで聞いていたことがあったので、聞いていてとてもワクワクしました。

 お父様のお話など、決して気軽に話せることでもないであろうことにも真っ直ぐ言及してくださり、非常に恐れ入りましたが、感謝でいっぱいです。
 語り手の方が一定の、ある種の勇気を持って言葉を編んでくださる時、僕自身もまた、それを受け取るに足るだけの勇気を持っていたいなと、毎度痛感させられます。

 写真のカービィは僕の私物です(実際はひろみさん自身が用意して下さっていたブーケを使う予定が、ハプニングで使用できず……)。

おわりに

 さて、珍しく来月のFlagmentの予告をしますよ!

 4月のFlagmentは「初めての土地特集」です。

 全く足を踏み入れたこともない、という意味ではなく、このFlagmentとしてはまだあたったことのないエリアでの取材が2本続きました。
(1本は僕自身が、1本は語り手ご本人がそれぞれTwitterで仄めかしていたので、よくよくご覧の方はお察しかもしれませんが……。)

 どちらも楽しい取材になりましたので、更新をお楽しみに!

 そして前回の「ふらぐ通信」で仄めかしていた「新しい枝葉」も着々と進行中です。
 来月中にお話しできるかどうか……というところです。あまり期待せずに待っていてくださいね。

 来月もよろしくお願いいたします。


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