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集合体の良さ

前回書いた文章の後半のテキストを読んだ友人から連絡があって、それならということで独断と偏見で声をかけたところ何人か集まってとりあえず飯でも行こうという事になった。それぞれが意識が朦朧とするような新社会人時代の話を笑い飛ばしつつ、趣味の話だったり作るんならこういうのがみたいな話を全員でボール回しする時間はそれはそれは楽しい時間だった。 今回の集まりにて個人的にいい気付きだったことが二つあって、一つは目の前のことをこなすことに集中するあまり娯楽やカルチャーに触れてなさすぎると思

    • 個人制作と憧れの話

      一週間に一度のペースで書くのをとりあえずの目標にとか思っていたのに気付けば2週間近く経ってた。今の家に引っ越してきてから半年、少しずつものの置き場は決まりつつあるけど作業部屋だけが安定感を持って雑然とし続けている。どうやら洋服の整理がこの世で一番苦手っぽい。 個人制作の振り返り11月末にあるイベントに向けてグラフィックを用意する必要があり、これはうまく行きそうかな〜というアイデアのラフスケッチと共にグリッドを引き始めたところでまだこれがうまく着地するか未知数で胃がキューッと

      • 適切な声の大きさと学生からの連絡

        普通の声量で話していてもそれが同じ空間で何十人、何百人と同時に話していると特定の「誰」ではなく総体的に騒がしいなと感じてしまう。そんな中で埋もれないように声を上げねばと思う人が増えていくと必然的に声のボリュームが大きくなっていき、より騒がしく混沌を極めていく。インターネットがここ数年ずっとそんな感じの印象なのもあって何を話しても混沌の一端を担ってしまうと特大の自意識過剰をかまして自身の声のボリュームをだいぶ下げていたんだけど先日、近い職種の先輩に「僕らは定期的に思い出してもら

        • 大事にしたいものがこんがらがった数年

          お気持ちすべてを赤裸々に話す勇気はまだないし、冗長な文章は飽きてしまうので手短に。 ここ1年ぐらい、仕事でご一緒する人たちやその周りの方々にとても救われていると感じてます。とても。フリーランスなのにも関わらず、発言も対してせず、仕事もあまり更新せずな自分にとってはすごく救われたし、いかに近年縮こまっていたかを再認識し、曲がった自分を優しく調整してもらっているような気持ちでした。 もう肩肘はあまり張らずに生きていたい。張ったところで自分が思ってるよりも格好ついてないし、どん

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        • 日記
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          手を動かす以外に何があるだろうか。

          学生時代のアルバイト期間を含めるとデザインの仕事に関わらせてもらうようになってから5年ぐらいになる。結構な時間が経ってるなと思っていたけれど、まだたったの5年ぐらいだった。5年のうち、レイアウトや構造体などデザイン力の部分で自分の中でストライクゾーンにちょっと擦り始めたと思えるのはここ2年くらい、転職してからだと思う。でもほんとようやく、ほんの少し擦り始めてる感じで、自信がついては崩れて、また自信がついたら崩れての繰り返しだ。このリズムはこれから先も変わらず、ずっと続くと思う

          手を動かす以外に何があるだろうか。