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憎むべきはウイルスなのですが、、

こんばんは。みなさん調子はいかがでしょうか??

新型コロナについての報道が毎日ニュースになっています。もうこれについてのニュースを見ない日というのはここ最近なくなってきました。

しかし、日に日に感じてきたある懸念されるべき点が生じてきました。

ウイルス蔓延に起因する特定の人への差別である。

今日はニュースで「武漢差別」という言葉を目にし、ヨーロッパなどではアジア人に対してウイルスという言葉を投げつけられたのような耳の痛いニュースも耳にしました。

今回は、私がそれ以上にひどい日本国内での差別的エピソードをきいたので、それを紹介する。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーある保育園で一人中国人の母親を持つ子供がいたらしい。その子供はこのような新型コロナの騒動が起こったので母親は一度その子供と一緒に中国に帰国することにした。中国に帰国したとはいえ、場所は武漢などではなく、もっと広東省の場所だったそうである。

その後そこの保育園でなにが起こったかというと、ある別の子供の母親が保育園の先生に対しこう言い放ったそうです。「その中国に一時帰国した子供と自分の子供が一緒に過ごすのが嫌なので、帰国後にもう彼を保育園に戻さないでくれ」と。

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保育園側は子供を預かっている以上保育園側の独断でいかなる生徒であれ就学を拒否することはできないとし、その母親の懇願を断った。驚くことに、そのように先生にお願いする母親は複数人いたのだそうである。

たしかに、自分の大事な子供が感染してほしくないのはわかるが、まさかそれがここまでエスカレートしてしまうのかと思うとゾッとする。

これでは、もし仮に彼が帰国して就学するとなったら、その子の周りからの目線や立ち位置を考えても当人にとって良くない結果となりえてしまう。しかもこれは保護者界隈から巻き起こっている事例なので、子供だけではとっくに解決できない問題になっている。

その保育園がどういう措置をとっていくのかは不明だが、今復学してもなかなか本人にとって居心地の良い場所になりえないので、一度時間をおいて保護者らの理解を求めながら適切な対処をとってもらいたいとも思う。

このような差別的なエピソードは実際にこれだけにとどまらず世界各地に存在していると感じている。ある意味、それは今の状況からは避けられないことである。難しい問題であるが、憎むべきはウイルスであって人間ではないということは一度改めて考え直すべきところである。

一刻もこのような新型コロナの一連の騒動が収束し、今まで通り普通にすべての人が自由に行き来できる世の中に戻ってほしいと思う。

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