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10年後我々は孤独に働くのか。(参考書籍『WORK SHIFT』より)

こんにちは。うらうらです。みなさん調子はいかがでしょうか(^^)

今回は10年後や20年後我々の働き方についてをリンダ・クラットン著「WORK SHIFT-孤独と貧困から自由になる」という本を使って勝手に考察してみました。

率直にこの本を読んでいて印象に残った箇所が、数年後我々はより孤独に働くようになるという部分でした(・_・;)

一体、「孤独に働く」とはどういうことなのか??

簡単にまとめると、技術が発達して遠い場所の会ったこともない人間とも簡単に働けるようになり、実際に顔を合わす関係がなくとも仕事ができるようになるから人は孤独になるということである。

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私個人として、この本を読む前まではSNSなどの進歩により、簡単にコミュニケーションが取れるようになるので人は孤独から免れる一面もあるのでは、、と思っていました(*_*;

しかし、この本を読んでいると、それ以上に「心理的な孤独感」というものと戦っていかないといけない時代が来てもおかしくないのでは、、と感じた(+o+)

作中の具体例のエピソードとして技術の高い医師やプログラマーなどが出てくるのだが、彼らは自身のオフィスから自分の住んでいる場所より遠く離れた場所での医療にビデオ通話などで従事したり、アドバイスを送ったりしている。そのようなインターネットを通じた仕事が数分毎にやってくることによって彼らに休む暇もない程膨大な仕事が課せられる。

今までは、対面で会える範囲内での仕事のみで医者であれば来院した方のみの対応、プログラマーなら自身の請け負った場所のみという限られた範囲内での仕事が、世界中に自分の仕事を手掛けられるような時代になるということである。

おっと、少し話が本の解説まとめみたいになってしまいました( ;∀;)

そして何が孤独を招くかというと、このようにネットでのつながりで個人で遠方の人と働ける機会が増える一方、面識のあるような人と働く機会というものがだんだんと減っていく可能性があるということです。

私個人としても来年企業で働く人間なので、あまり強く実感としては沸いていないのですが、巷ではやはりフリーランスの人が増えていたり、個人のスキルを磨いて稼いでいくやり方が主流になっていくであろうことは感じています。

企業の形ももしかすると、今までの決まったメンバーが主流なやり方からより流動的な人員構成になってきて、昨日となりに座っていた○○さんが今日は○○さんで明日はまた別の○○さんということも出てくるかもしれません!!

という時代が訪れると聞くと、確かにこれから孤独に働く時代になっているのかも、、、という感触が少しずつ読んでわかるような気がしてきました。

そして本書では、この孤独の時代を乗り超えるための様々な人的ネットワークの作り方なども書いてありました。

やはり、内容を見ているとより人々はネットでのつながりによって正規の仕事の時間から離れているときもメールやチャットワークで仕事の内容のことを考えてしまったり、ましてや土日にも仕事しちゃったりみたいなことが出てくるのかもしれません( ゚Д゚)

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こんな時代になってくるからこそ、自分の身の回りで仕事以外でのカジュアルな関係や対面での付き合いも一緒に大事にしていきたいと考えるべきなのでしょうか。

変化の激しい世の中で、昔よりも人は利害を求めての人付き合いを求めるようになっていきます。

より、賢い人間に。時代遅れの人間にならないように。

しかし、それだけだとさすがに人はパンクしてしまうのではと考えています。

そもそも人は24時間ネットの前で働けるようにできた動物ではありませんし('ω')

本書のような未来の我々が心理的な孤独に陥らないようにするために、今だからこそ対面で付き合える仲間や趣味でつながった仲間などは大事にしたりするべきかなと思います。

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