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理想のまとめ髪考

noteを書くのもすこし間があいてしまった。
仕事が忙しかったのもあって、毎日仕事から帰ってきたらぱったりで、日記も途切れがちだし自問自答もすすんでないなあと罪悪感を感じつつ過ごした数か月だった。(今はまた違ったかたちでいっぱいいっぱいなのだけど)

色々あって、現在はすこし身の回りのことを考えられるようになってきたところだが、どうやって再開しようかと思ったとき、最初に思ったのは「まとめ髪」のことだった。これは、自問自答ファッションそのものに興味を持った時に最初に考えたのもこれだったから、自分としてはまず考えるポイントなのだろうなあ。

というわけで、自分のためのまとめ髪に関する備忘録的なもの(ヘアクリップを買うまで)をここにまとめておこうと思う。ロングヘアでお団子がデフォという方にしかまったく響かないであろうことを最初に宣言しておく。


基本のヘアスタイル

現在の状況を説明すると、前髪なしで背中の中ほどまでの長さ。ポニーテールを後頭部少し上目につくり、編んで2巻きぐらいをヘアクリップでとめるスタイル。かれこれ、25年(!)くらいこの髪型だ。伸びすぎると、絶滅前の巻ききれないアンモナイトみたいな感じになって、渋々美容院に出かける。

余り器用とは言えない自分が、自分の頭をさっとまとめるのにベストな方法(編み込みとか毎朝は無理)として、なんとなく固定になっている。仕事上、髪の毛が落ちる、顔の周りに下がってくるようなヘアスタイルは出来ないので、いつもこんな感じだ。

留めるものの変遷

よく考えたら、同じ頭をしているからといって、同じヘアアクセサリーを使っていたわけではなかった。試行錯誤の道。

Complex Bizさんのベースクリップx4

最初のころは、Complex Bizさんのベースクリップを4つつかって、留めていた。石が付いたものもあって遊べるのと、4か所留めるので、崩れてくる心配がないのでよかった。髪のボリューム的に一つのクリップでは難しかった。自分にとっては簡単にまとめられるありがたいもの。

しかし、学生時代の自分には1個1500円オーバーのクリップ4つというのは少々お財布に辛かったのと、結構足が折れたり曲がったりで弱くなってしまう(一応修理は出来る)のが問題で、いまでも足が折れたせいでセットにならなくなったものや中途半端なクリップが家にいっぱいある。あと、後ろから見たときの感じがあまり納得いってなかった

大型クリップへの憧れ

イギリス滞在時に、現地の人の大型クリップ一本でまとめる髪型に憧れ、色々試してみる。が、ホールド力が不十分なものが多かったのと、髪質の違いで一日仕事しているとほつれてきてしまうので(ワックスやまとめ髪用のスプレーが好きではないというのもある)、あまり現実的ではなかった。

ネットが付いたバレッタ・間に髪をいれてねじるアイディアクリップ・夜会巻きができる櫛や簪(あったよね!)

その後色々迷走して、ポニーテールの根本にバレッタを留めて、それについているネットに髪を収納するタイプや、謎のアイディアグッズの針金がはいった布みたいなものの間に髪をいれて巻き上げてまとめるのや、ひっぱってねじってさすと夜会巻きができる櫛等色々試したが、定着したものはなかった。おもったより楽じゃないし、落ち着かないのだ。

進化した大型クリップ

バネが進化したのか、本人の髪のボリュームが落ちてきたのか(多分両方)、10センチ弱の大型クリップが形によっては一か所留めで使えることがわかって、くるっと回したお団子の端を挟む形で使っている。これは現在も使用中。イメージとしては⤵な感じ。

鳥の巣クリップ

これは去年ぐらいに試してみた鳥の巣型という蛇腹型の髪留め。韓国から流行したものという話を聞いたが、オンタイムでは全く知らず。留めるのは簡単だったが、割と壊れやすくて、お団子ごと縮めるので夏はちょっと暑い。ということで、何回かつかって諦めた。

思い立ってヘアクリップを買いに行った話

思わぬリアタイ

毎週土日に仕事が入って、もう色々無理!となってきたときに、奇蹟的に「今日は皆さんの班は半日でいいですよ」という日があって、それがちょうどあきやさんの講演会の日だった。チケットは買ってあったけど、アーカイブだなと思っていたところに突然のリアタイが可能に!

午前中結構気を遣う仕事だったので、メモを取りつつというよりぼんやり聞きながら最近の自分の状況を思い起こすぐらいの聞き方。その中でお気に入りの靴に合わせて、手持ちでベストコーデをくんでみるという話がでてきて、そう考えると最近は自分の着るものも、靴に合わせて気に入っているシャツ固定だし、アクセサリーもシャツごとに大体決まってるし、なんとなく収束できてきているのだろうかとぼんやり思っていた。そこで、自分の姿を思い描いたとき、待てよヘアクリップが納得いかないぞ、と気が付いた。

妄想クローゼットを見直す

私は妄想クローゼット的なものをピンタレストをつかって画像を集めて作っているのだが、「ヘアスタイル」というボードは主に、スカーフをいっしょに編み込んだまとめ髪を拾っていた。細長いタイプのスカーフをいっしょに編む形のお団子だ。これは割と若いころからの憧れスタイルだ(似合うかどうかは別として)。いずれそれ用のスカーフが欲しいなあと妄想している。

ヘアクリップもいくつか拾ってはあったけれど、あまりまじめに観ていなかったことがわかった。とりあえず、せっかくだし、ものは試しで「ヘアアクセサリー ハイブランド」で検索してみた。ものすごいお値段のブランド名はいったバレッタとか、簪とかみていて面白かったけどこれというものは見つからず。結局色々みて、このボードにも入っていたAccaさんのクリップがよさそうだと見当をつけた。ボルドーやブルーの透け感のある大型クリップは、ちょっとピピっと来る感じだったから。

試着にいった

というわけで、都内出張があったので、空き時間に(こんなのばっかり)、GINZA SIXへ。目当ての大型クリップと、ブルー系の透け感のあるものを色々と試着させてもらった。
 ここで、店員さんに色々と教えてもらいながら気がついたのは「私のクリップの留めてる位置がつまんない」ということだった。まあべっ甲色みたいなクリップをつかっていたので、お団子に馴染む感じで良かったのだが、これまでお団子の下の方を挟んでいた。これは見えない。特に自分は背が低い方なので、人から見られるときはつむじから見下ろされると思うと、まったくもってクリップは見えない。お団子の頭頂に一番近いところからちょっとサイドにふったあたりが良い。ブルーは髪の毛の中に埋没しがちなので、足(櫛部分)がシルバーの方がくっきり見える。できればトップに飾りがついていた方が埋没しない。色々アテてみて、鏡で見せてもらいながら教えてもらって、色々納得した。さらに考えていたクリップよりも小さい形の方がよかった。自分には見えないところだけれど、やっぱりこういうことは色々教えてもらわないと分からないなと思ったのだった。
 結局、素敵なブルーのクリップに決めたのだが、さすが店員さん、最初にこの辺りかと勧めてくれたクリップの一つだった。

練習は続く

その後、特定の色のシャツにはあまり合わないとか、クリップの挟み方の試行錯誤とか、練習は続いている。スカーフを編み込むお団子の練習もいずれやってみようと思っているところだ。四十肩五十肩にはツライけど。


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