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経済学入門 ミクロ編④

こんばんは。

大雨がすごかったですね。熊本は大丈夫でしょうか。自然災害はほんまにどうしようもできないので怖いなと実感しております。


ということで本日も書いていこうかなと思います。


ほな書いてきやす・・・





■競争形態

・市場には4つの競争形態が存在します。

①完全競争:特徴は価格受容性。(市場の価格をそのまま受け入れる性質)利益のために価格を上げてもうまくいかない場面のことを言います。
②独占:ただ一つの売り手が市場の売上の大半を占めている状態です。完全競争と異なり、独占企業は生産費用に幾らか上乗せして価格を設定することができます。なぜなら独占だからです。
③独占的競争:独占よりも完全競争の方に近い状態です。独占的競争の市場では多くの企業が「差別化」された商品で競ってる状態になります。
④寡占:独占的競争よりも少し独占に近い状態です。例えるなら今の携帯市場。ソフトバンクとKDDIとdocomoの3強ですよね。この状態のことを寡占と言います。

*競争とはそもそも悪いものではなく、効率化や技術革新を促し、消費者に大きなメリットを与えてくれます。つまり、競争市場は消費者に極めて優しいシステムということになります。




■規制と規制緩和

・単にルールを作って押し付けるだけでは規制はうまくいきません。市場原理を理解し、無理のない形で方向づけを行うことが望ましい結果に繋がります。

なんでもそうです。自分の要求を押し付けて相手がいいと思うはずありません。まず、相手の立場に立って物事を考える事が基本中の基本だなと思います。




■正の外部性と負の外部性

・外部性とはある経済行為によって直接の売り手と買い手以外の誰かが影響を受けることを言います。

これがそれぞれポジティブに働く事もあれば、ネガティブに働く事もあります。




■公共財

・私たちの暮らしに必須なものってたくさんありますよね。例えば水道とか電気など。

これらをもし民間企業の競争に任せていたらどうなると思いますか?

恐らく十分に手に入らないものがたくさんあるかと思います。この性質のものを経済学では「公共財」と呼んでいます。


これらには2つの特徴があります。

①非競合性:それを使う人が増えてもそのものが減らない性質の事。
②非排除性:対価を払わなくても便益を受けるグループからその人を排除できない性質の事。


*経済学は基本的に生産者と消費者がそれぞれ自分の利益だけを考えていれば物事は上手くいくと考えます。

しかし公共財について言えばそう簡単に言えないです。誰もが自分の利益だけを考えていると誰にとって望ましくない結果が待っています。




■最後に

・経済を考える上で最も大事なのは実践的になる事です。


①市場は限られた資源を配分するための非常に良く出来た仕組みです。生産性アップや技術革新、資源の節約、消費者ニーズの充足といった目的が効果的に実現され、生活水準の向上に繋がっていきます。
②市場の仕組みは上手くいかない時もあります。独占や不完全燃焼、公害に代表される負の外部性、技術の停滞や公共財の不足、貧困、格差、情報の非対称性による弊害、監視とコントロールの難しさがあります。
③政府は市場の問題を解決する上で大事な役割を負っています。しかし、政府も不完全な存在であり、問題をかえって大きくしてしまうことがあります。





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これからも定期的に更新していくので宜しくお願い致します!


ほな今週も頑張っていきましょ👍




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