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受け止めると受け入れるの違い

8月に入りました。

ショップを覗くと、

少しづつ、

秋色の洋服や小物が並び始めていて

ワクワクした気分になります。

今年は、どんな素敵なモノと出会えるのかなあ〜



アパレルの業界は、

圧倒的に女性が多い職場環境です。

会社組織の中は、

その会社独自のルールや基準値があって

その基準値が人の評価になってしまう

長く組織の中にいると

その基準値で人を見ることが当たり前になってしまい

個人の個性とか、良さに

気付きにくくなることってありました。


ベテランの店長から

「最近の新人スタッフは、よく分からない」

そんなことをよく聞きます。


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逆に新人スタッフからは

「店長の言ってることが分からない」

そんなことをよく聞きます。


キャリアが長くなればなるほど

組織の中の考え方が根付く(定着)してくる訳で

組織としては、信頼出来る、

安心感のある人財ではあります。


28年も組織にいた私自身も

その一人だったかもしれません。


新入社員の入社

他社の経験がある中途採用

他店舗からの異動


こういうタイミングが一番

人の問題が起こりやすい


会社、お店、に長く在籍している

スタッフにとっては、

ルールや考え方と違う意見や行動を

否定として捉えてしまう。


「うちのお店はこうだから」

「会社ではこう決まっているから」


新しく入ってきた人にとっては、

違和感に感じることが沢山あったりします。


大多数、集団の意見に合わせることが

当然という考え方を多くの人が持っています。


その違和感を感じながらも

会社、お店の考え方に合わせていく

その過程が結構大変だったりするんですよね。


人間関係を深めていくためには

相手の大切なものを大切にしていく


お互いがこの気持ちを持てれば

良いのかなあって思っています。


考え方の違いって

人が100人いたら100人違っていて当然なわけで


自分の考え方と違っていると

否定から入ってしまうことがあります。


一度否定されてしまうと

新しく入ってきた人にとっては、

助けてもらう人も少ないから


自分の考えを我慢してしまう人

その組織を去ってしまう人

自分の意見を曲げない人

*ちなみに3番目は私だったりします笑、、、


こういうタイミングって

会社、お店にとって、

成長の機会


長くその環境にいると

違和感を感じなくなってきたり

安心感のある環境は時として

新しいことへの挑戦の妨げになってしまいます。


人は変化に対して危険を感じるそうです。

*ホメオタシスというそうです。


その安心感を奪おうとする人に対して

攻撃的になったりします。


人は誰でも、

違和感を感じることや

意見が違うことを【受け入れる】って

難しいですよね。


人が100人いたら100の考え方があって

それは、経験だったり環境だったりします。


本来ならば、

一人一人の考え方に対して

優劣や正解や間違いをつけること自体

本当は必要ないのかと

個人的には思っています。


【受け入れる】

その意見や考えに共感や賛同すること

【受け止める】

そういう考え方もあるね。


自分と意見が違っていること自体は

本当に普通のこと


無理やり相手に合わせる

相手を無理やり合わさせる


相手をコントロール出来ない

相手を変えることも出来ない


だから、、、

まずは、否定から入るのではなく

【受け止める】

「そうなんだ〜」

「そうなんですね」

「そんな考え方もありますね」


言葉の違いで

まったく、相手側にとっての

受け取り方が違ってきます。


受け止めた側も

冷静になることが出来て、

よく考えたら、

ちょっと面白いかも、、、

最近マンネリ気味だから、、、

お店の不具合に気付けたり

新しいアイデアに気づくきっかけに

なったりします。


新しいことや変化は、

とっても不安だしエネルギーがいります。

現状維持は、

成長の妨げになっていたりします。


アパレル業界は8月から

下半期がスタートする時期です。

上半期の改善の一つとして

店舗間での人員の異動や

新しく人を採用することが多い時期です。


お店が一歩成長するチャンスです。

ぜひ、

まずは、

【受け止める】ことから

はじめてみませんか?



#再生請負人 #RE:ZAKKA















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