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2019年の80日間でしてきたこと、これからすること[代表安藤から]

こんばんは、リクシィ代表安藤正樹です。
twitterがんばっているのでぜひフォローいただきたいなと! @antimo

さて、アメリカの会社では‟ヒストリエ”という職種があり、何でもその会社の歴史を語る仕事をするそう。会社に訪れた方や入社される方々に、会社の歴史を語るのが仕事だそうです。

「何が会社をつくるのか」と聞かれたら、なんと答えますか。
人?ビジョン?プロダクト?キャッシュ?

自分の答は、「何をしてきたか」の一択。

会社をつくるものは、「何をしてきたか」です。要は、「実績」。

人が会社をつくるといいますが、正確には、人がアクションしたことが重なって会社がつくられているわけです。人がいるだけでは会社はつくれません。
ビジョンがあるからその会社はビジョナリーになれるのではなくて、人のアクションがビジョンによって導かれたり定義されたりするからビジョナリーになるのです。ビジョンと不一致の行動がはびこる会社はビジョンがワークしません。

「何をしてきたか」、それが何よりも大事です。
「実績」、それは”歴史”という形で残っていく。
歴史を知ると、その会社の未来もわかります。過去の差分から、未来の差分を理解でき、何は確立されていて何は模索しているのかがわかります。
だから、創業から「リクシィ記念日」というメモをずっと残しています。自分の知らないことが起こるようになったらこの運用はどうしようかと、勝手に悩んでいます。

「何をしてきたか」が、会社をつくる。

「2019年になりました」から3月がもうすぐ終わろうとしていて、80日が過ぎます。書ききれないこともいっぱいあるなと思いますが、色々やればやるほどその時間が濃密になるのだということを感じずにはいられません。

・1-2月の商戦期も順調でgensenWはレコードを記録
Chooleのグロース戦略がクリアに、グロースの仮説検証フェーズへ
・アライアンスの話が増加(ウエディングスタートアップは極めて珍しい)
・M&Aの仲介が決定(年に1件くらいしか無い分、目立つ)
・ボーズ(=リクシィ役員)同士でのフィードバックで色々
・コンサルティングの新規アサインに安藤は入らずtoB営業からも外れることに(既存クライアントは別で)
・クラウドファウンディングで結婚式をしようとしているおふたりを支援
・色々あってシンガポール出張が決まる(超重要な仕事ですw)
など書いていたら他にもありますし、スタートアップとはいえ書けないことも山ほどあったりもして、人知れず勃発し人知れず鎮火するHARD THINGS的なものも慣れてしまうわけで、そこは時期がきたら後日にでもと思っています。

その中で大きかったこと。

リクシィサポーターズの増加

業務委託で手伝ってくださる方をリクシィサポーターズと呼んでいます。エディターやデザインは頼んでいたりするのですが、さらにさらにと。
広報:@Yuukitake *リクシィnoteがたちあがりました。
イベント:@yosshi007 *熱いnoteも書いておられます
ここ以外にも、コンテンツディレクターからPR支援、インスタ運用まで、幅広い支援体制がつくれたかなたと思います。

日経産業新聞朝刊1面への掲載

実際にはこの倍くらいのスペースが割かれていて、とりあえずスタートアップ経営者の皆さまの反応がものすごく、事の重大さを理解しました(笑)
私のtwitterもフォロワーさんはまだまだなのですが、「新聞に載った!」というtweetが広まって440のイイねがついたと。恥ずかしながらそれまで最大20くらいだったので、新聞のおかげでtwitterが広まるという、新聞のチカラはすごいなと。

この実績から次のメディア展開の道筋ができつつあって、大きな出来事だったなと感じています。

よく聞かれるのですが取材のきっかけは、2018年10月のB dash Campのピッチのfinalを記者さんが聴いてくださっていたことで、ピッチの影響は偉大だなと感じます。

ICC スタートアップカタパルトへの登壇

という流れで、2019年2月のICCスタートアップカタパルトにも登壇させていただきました。プレゼン動画も公開されています(こちら)。
デザイナーにスライドを仕上げてもらいつつ、前日に動画を1枚加えることになって自分でするしかないと、初めて動画編集ソフトを使ってpptに組み込みました。人間、なんでもやればできると。

結果は入賞ならずでまったくダメだったわけですが、見ていても自分が審査員ならあれにいれるな・・・というのが多数あり、変な意味で悔しさはなく、フィードバックやビジネスのお話が多々出てきたので成果はあって満足をしています。「結婚式をパーソナライズ」、これが会社のベースにあることを確認できる場となりました。

ピッチに出ることはもう無いかなと今のところは思っていますが、スタートアップのタイミングでしかこのような機会はいただきにくいですし、非常に良い経験だったと思います。最も多かったフィードバックは、「toBの文脈でプレゼンする方が伝わったかも」「笑いは14社中で1番とれていた」ですwww

で、今後何をするのか

この半年で業界外と話をする機会が飛躍的に増えました。
・金融機関
・マスメディア
・異業種の協業先の方々
など様々ですが、至極当然なんですが、結婚式業界のことは全くご存知ではありませんし、下手すると興味も全くなかったりします。同業の方と話をする際には、結婚式のことを知っている前提で話さないと話を聞いてもらえないわけですが、そうではない方の場合は結婚式のことを知らない前提で話さないと頓珍漢なコミュニケーションになってしまいます。

自分自身、あまりコミュニケーション用のチャンネルを機動的に切り替えるのが得意ではないし、関わるプレイヤーは様々であっても伝えるべき本質的なメッセージ・ストーリーは1つであるべきだし、世の中を変えるのであればあらゆる場面で接点を持つ方々の文脈に結婚式への理解を深めてもらう必要があると痛切に感じます。

いわゆる広報活動がキーになる、という結論に。

広報の仕方は色々あると思いますが、「社会が何を求めているのか、それに自社の文脈をどうぶつけていくのか」それが本質だと思います。スタートアップは認知がないし話題性もない、あるとすれば誰もやっていないことをやろうとしている無謀なやつらがいるぞ、という点。

・体制強化
・新聞の掲載
・ピッチ
は、正にそこに通じる取組みになっていて、この活動を自社としても継続していくために次に必要になるのがイベントだと思いました。

3/14には、Chooleインスタライブもやってみて、発信する面白さとか、その重要性も肌感覚で理解できるようになってきました。やっぱりやってみないとわからないことは山のようにあるなと思います。「自分達がやったことが残る活動」をあらゆる角度でしていきたいと思っています。

そして、3/28(木)REXIT WEDDING LABを開催。

REXIT WEDDING LABというタイトルで、3/28(木)に30-40名程度のイベントを開催します。(申し込みはこちらから!)

ウエディングに興味のない方からすると普通のイベントに見えるかもしれませんが、ウエディング業界的には「異業種×ウエディング」というイベントは今までになくて、それだけの難易度があるわけですが、ここをやりたいなと思ったのがきっかけです。(詳しくは、イベント告知ページをご覧に!)

SHEの福田さんは、ご自身の結婚式をされた後にChooleを知ってくださって、非常に良いサービスだと気に入ってくださったところからつながったのですが、結婚式への想いも強く、本業のミレニアル世代の働き方からキャリア・価値観まで非常に精通されていて、カスタマーサイドから見たウエディングを語っていただけると思います。

ウエディングジャーナルの北折さんは、業界では有名なウエディングジャーナルの編集長でいらっしゃいますが、あまりこういう舞台には登場されない方で、無理言って協力をお願いしたところ、渋々(?)引き受けてくださったという次第です。北折さんの登場も貴重なので、ぜひ見ていただけると良いなと!

3/28のREXIT WEDDING LAB、記念すべき1回目。
ぜひご参加いただければと思います!

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