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これからVtuberになる!トラッキングはiPhoneをWEBカメラにするのがオススメの3つの理由




こんちわーっ、レボルです

今回は、「VtuberやってみたいけどWebカメラはどんなのがいいの?」という話です。
結論から言うと、今回おすすめするのはiPhoneのカメラを利用する事です。
最初から超高性能カメラを買う余裕があったり、特別なアプリを使うという場合であれば、それべしのものを用意しなくてはですが、個人でVtuberを始めるのであればまずはiPhoneの利用を検討するのが良いです。
今回はその理由を説明していきます。

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iPhoneがおすすめな理由3つ

理由1:fps、広角が優れている

まず根本的なカメラの性能が、下手なWebカメラよりiPhoneのフロントカメラのほうが優れています。


・fps

iPhoneは60fpsでの撮影ができます。

fpsとは、frames per secondの略で、秒間に処理される静止画の枚数です。
この数字が多いほど、トラッキングが滑らかになります。

安価なWebカメラだとそもそも30fpsまでしか対応していない物が多いです。

トラッキングとしては30fpsでも不十分ということはないですし、配信内容によってはそこまで滑らかさを求められない場合もあると思います。
ただ、キャラクターがなめらかに動いているというのはそれだけで惹かれますし、エンターテイメントとして配信する場合は、やはり動きの滑らかさもこだわりたいところです。

動きの滑らかさを重視するなら60fpsでの撮影がおすすめです


・広角

広角に関しては、大きく動いたりする場合や、カメラと配信者の距離が近い場合、小さい動きでも視野角を出てしまわないかという事がポイントとなってきます。

iPhoneのフロントカメラの広角は11以降で更に広がりました。
明確な数値は出ていませんが、横向きで手持ちで自撮りした場合、人が3人、肩まで見切れずに入れるくらいあります。
なので、トラッキングの範囲を広く取れます。

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・解像度については・・・

解像度についてももちろん性能は高いです。
が、Vtuberのトラッキングという観点からみると高い性能を求める必要はありません
手元を映す料理配信やアナログのイラスト配信などを行う際には役立つと思います。


理由2:Face ID機能を利用した高精度トラッキング対応アプリが増えている

他のWebカメラではなく"iPhone"が良い最大の理由がこちらです。

近年リリースされているVtube用アプリには、iPhoneのFaceID機能を利用した、高精度トラッキングが搭載されているものが増えています

これによって、よりなめらかなトラッキングを実現しています。



・Face ID機能をトラッキングに利用できるアプリの例

Animaze by FaceRig
LIVE 2Dのキャラクターを動かす先駆けとなったFaceRigの後継版

サブスク版でiPhoneに対応しています。


Vtube Studio
現在僕が使用しているアプリです。とっつきやすいアプリ。
PC連携、スマホ単体でのVtube撮影両方に対応しています。
こちらはAndroid版もありますが、現時点では瞳孔や瞬きのトラッキングは出来ません。


3tene
VRoidにおすすめ。
「3tenePRO + LIVE2D」でLIVE 2Dも使用可能(ただしモーションを左右を反転させて設定する必要があるので注意)
こちらもAndroid版のリリースが検討されていますが、現時点でリリース時期未定です。


2DR
こちらはスマホ専用で、スマホアプリのみです。iPhoneの画面をPCにミラーリングすると、PCの処理負荷を低減できます
Android版もリリースされていますが、iPhoneX以降だとARkitを使ってよりなめらかに動きます。
※ARKit・・・Appleが作ったAR(拡張現実)機能。FaceIDとは別になりますが、対応しているのはiPhoneX以降

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理由3:どこでも配信できる

スマホなのでどこでも持ち歩けるし、ネットワーク接続にも使えます。

また、先ほどのアプリ一覧でも挙げましたが、iPhone単体で収録できるアプリもあるので、場所を選ばず配信することが出来ます。

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デメリット1:Webカメラ単体より大きい

まずはWebカメラ単体より大きいこと。
トラッキングしやすい位置にiPhoneを持っていくと画面を一部遮ってしまう場合もあるので、自分のやりやすい位置を工夫しましょう
また、固定用のクリップはないので、別途用意する必要があります。

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デメリット2:配信中にスマホを使えない

当然ですが配信中にiPhoneを使えません。(通信はしています)

ソシャゲ配信がしたいとか、緊急時の為にいつでも使える端末が欲しい場合は、サブ機やiPadなんかが必要です。


トラッキングの方法と注意点

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細かいトラッキング方法はアプリごとの説明を観ていただきたいのですが、各アプリごとにPC用アプリとスマホ用アプリが用意されていて、IPアドレスでその2つを連携します。

・Vtube Studioの画面の例

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ただし、注意点として次の2点があります。

ウィルス対策ソフトにブロックされる→ブロック対象外に指定してあげる

ウィルス対策ソフトがVtuber用のアプリを不明なアプリとして、連携をブロックしてしまう場合があります
解除方法はウィルス対策ソフトやVtuberアプリごとで変わってきますが、ファイヤーウォール周りを中心に確認して、使いたいVtuberアプリをブロック対象外に指定して下さい。

同じウィルス対策ソフトでも、Vtuberアプリごとで対象外指定をしなければいけない項目が違ったりもします。


ネットワークの接続はホームネットワークやデザリングで接続する

こちらもアプリごとに多少違いはありますが、iPhoneとPCの連携はインターネット接続ではなく、同一のルーターやiPhoneへPCをデザリング接続するなど、ホームネットワーク上での接続が必要です。

例:3teneの上記2点の対策(公式解説↓)
https://3tene.github.io/WebDocument/#ft_iphone.md


「iPhone高いんだけど・・・」
iPhoneをより安く手に入れる手段


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SIMフリー

SIMフリーであればキャリアスマホより安く手に入れることができます。

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Webカメラ目的やサブ端末として、旧モデルを探してみるのも一つの手段です。
注意点としては、あくまでFaceIDがついている、iPhoneX以降のモデルを使用します。
現状新品で1番安く出回っているのは、iPhoneXRやiPhoneXSです。

【新品未開封品】アップルストア版sim フリーiphoneXR simフリー 64GB RED 赤ロム永久保証


中古買取で今のスマホを高く売る

現在使用しているスマホが比較的新しい場合は、中古買取りに持っていくと機種変更代を浮かせられます。比較的新しいモデルなら携帯電話会社がやっている下取りよりも高値で買い取ってくれます。


スマホ買取サイト

・ネットオフ

ブックオフ系列のスマホ買取サイト
宅配買取が手軽で、データの完全消去もやってくれるので安心です。

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・バイヤーズ.com

買取価格が高めで、宅配配送では梱包材とか用意され手軽です。

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Webカメラ専用として中古端末を買う

Webカメラ専用として割り切るなら、中古の端末を選んでみるのも手だと思います。
iPhone Xの64GBであれば3万円前後から販売されています。
注意点としては、あくまでFaceIDがついている、iPhoneX以降のモデルを使用します。


おすすめ中古販売サイト

・リコレ
ソフマップの運営する中古販売サイトです。比較的安い物が多いです

https://used.sofmap.com/r/category/iphone?categories1%5B%5D=iphone


・イオシス

こちらは最新のモデルでも数を多く取り扱っていて、値段も安めです。

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また、楽天などでも中古のスマホを探す事ができます。

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スマートフォンを通常のWebカメラとして使う

iPhone、Android問わず、スマホのカメラをWebカメラとするアプリはいくつか存在します。
Face IDを利用したトラッキングは出来ませんが、基本的なカメラとしての性能が高いので、まずは手持ちのスマホでそれを試してみると良いと思います。

手元の作業配信や、リモートワークなんかにも利用できます。

アプリ例:iVCam


通常のWebカメラを買う

通常のWebカメラでもトラッキングはできるので、
"スマホでやってみたけど自分に合わなかった"
"スマホ用のアクセサリーを買うのがダルい"
という場合は普通のWebカメラでもいいと思います。

その際性能を意識するなら、fps、広角をチェック、またオートフォーカスがあると自分の顔にピントが合いやすいのでトラッキングしやすくなります
一方、Youtubeの最高画質の1080p60を超すものは、配信目的としては過剰スペックになります。

こちらのカメラは60fps(720P撮影時)、視野角78度、オートフォーカス付きとなっていて、10000円を切るWebカメラとしてはかなり性能が良いです。

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fpsを30fpsで良しとするなら、もっと安く、広角が広いものもあります。

まとめ

iPhoneをWebカメラにおすすめする3つの理由
・fps・広角が優れている
・FaceID機能を利用した高精度トラッキングを搭載したアプリが増えている
・どこでも配信できる

デメリット
・Webカメラより大きい&スタンド等を用意する必要がある
・配信中にiPhoneを使えない

注意点

・ウィルス対策ソフトがブロックすることがある → ブロック対象外に指定する
・ホームネットワークやiPhoneのデザリングで連携する必要がある

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