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バンコクで反政府集会頻発 プラユット首相退陣求め拡大する可能性も!

Bangkok  breaking news

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 タイでは学生グループなどによる反政府デモが拡大。2020年8月10日にはバンコク郊外のタマサート大学で、約4000人もの学生たちがプラユット首相の退陣などを求める声を上げた。


 8月11日以降もバンコクなどで続々とデモの開催が予定されており、在タイ日本国大使館は、自身の安全を確保するため、できるだけデモに近づかないように呼びかけている。


デモは拡大するという予測も

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タイの調査・研究機関スーパーポールが9日発表したタイの政治に関する世論調査で、市民の82%が政治問題が深刻化して拡大すると考えていることが分かった。スーパーポールは、反政府デモは政府内の権力闘争などが要因で、問題解決には政府が情報を正確に把握し、早期に対応することで収束を図れるという予想もあるが、コロナウィルスの流行前にすでに学生集会は本格化していた。


非常事態宣言下で集会を禁止していただけで、問題は民主化を求める知識層に2010年代のクーデター前の様に、イサーン地方など一般民衆が加わるかにより、大きく異なる!

当分、目を離さない。



在タイ日本国大使館からのデモ情報

バンコクほかタイ国内各地における政治集会(8月11日(火)

・インターネット上の情報によれば、8月11日以降、以下の日時・場所において、学生グループや反政府グループ等による政治集会が行われる。
・不測の事態に備え、政治集会が行われている現場周辺にはできる限り近づかないようにするなど、ご自身の身の安全を確保してください。
・政治集会予定は、急遽変更や追加等の可能性がありますので御注意ください。
・当館ホームページ上においても、随時更新していますので御参照ください。

【バンコクにおける政治集会】
・8月11日(火)17時頃から タイ商工会議所大学(University of the Thai Chamber of Commerce)(主催:タイ商工会議所大学学生グループ)
・8月12日(水)17時頃から ルンピニ公園(主催:タマサート大学学生グループ)
・8月13日(木)17時頃から シーナカリンウィロート大学(Srinakharinwirot University)(主催:シーナカリンウィロート大学学生グループ)
・8月14日(金)16時頃から ラームカムヘン大学(Ramkhamhaeng University)(主催:民主主義のためのラームカムヘンネットワーク)
・8月15日(土)17時半頃から 民主記念塔近くの10月14日事件記念塔(14 OCTOBER 73 MEMORIAL)(主催:タマサート大学学生グループ等)
・8月16日(日)民主記念塔前(主催:人民解放団(フリーピープル))

【各地における政治集会】
・8月11日(火)17時頃から ガラシン県グットナムキン公園
・8月13日(木)13時半頃から サコンナコン県ラチャパット・サコンナコン大学(主催:アムネスティーインターナショナル等)
・8月14日(金)16時頃から ノンタブリ県ノンタブリ船着場前

つきましては、在留邦人及び旅行者の皆様におかれましては、不測の事態に巻き込まれることのないよう、お出かけの際には当館ホームページを御参照頂くなど、最新の関連情報の入手に努めるとともに、可能な限り現場周辺には近づかず、安全確保には十分注意を払って下さい。

(問い合わせ先)
○在タイ日本国大使館領事部
電話:(66-2)207-8500、696-3000
FAX:(66-2)207-8511
所在地: 177 Witthayu Road, Lumphini, Pathum Wan, Bangkok 10330
(ウィタユ通り、ルンピニー警察署とMRTルンピニー駅のほぼ中間)


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Pattaya の食糧を求める行列


世界一の格差社会

タイが世界一の格差社会であることを民衆は我慢し続けることができるのだろうか?

僅か50万人の超富裕層がタイの富の67%を支配していた。


スイス🇨🇭銀からの報告


スイスの銀行であるCredit Swissによる各国の収入格差などを調査した本年度の調査結果で、タイはロシアやインドを抜いて世界一の格差社会となった事が、昨日のタイ現地メディアのBangkok Postの記事で報じられています。

Bangkok Post)Report:Thailand most unequal country in 2018
Bangkok Post)2018年度、タイは世界で最も酷い格差社会の国に
https://www.bangkokpost.com/business/news/1588786/report-thailand-most-unequal-country-in-2018

報道によるとCredit Swissは世界の40か国において、収入格差の大きさなどを調査しており、その2018年度の調査結果が発表されました。

Credit Swissが発表している調査結果のデータブック資料は、以下からダウンロードできます。

“Global Wealth Databook 2018” Credit Swiss (ダウンロード)

同調査結果によると、2016年度は格差社会の酷さで3位だったタイが、2018年度は上位のロシア、インドを抜いて、世界一の格差社会と評価されました。

調査結果によると2016年度、タイは人口の1%の富裕層(約50万人)が、タイの富の58%を保有していましたが、2018年度は66.9%に達しました。








バンコク駐在記者。ミャンマーのヤンゴンからチン州ミンダットに転戦。ウィルス戦争取材に呼び戻され、世界最前線で戦うためコロナウィルスの突然変異に迫る😂もし、頂上に立てなかったら、日本は中国から千年の隷属国家に貶められます、戦いのすべてはコロナ感染で苦しむ人々のために❗️