生徒、学生の治療をしていて思うこと。

接骨院で治療をしていて、年明けからトレーナーの仕事を始めた事もあり、スポーツ選手の怪我での来院が増えてきました。その中で、小学生、高校生の部活をやっている子ももちろんいます。
その子達の治療をしていると、つくづく羨ましいなぁと思います。

自分が良い治療をしているわけではありません。何か素晴らしい技術があるわけでもありません。ただ、私自身が学生の頃は痛みがあっても怪我していても、当たり前のように続行です。

練習を休むなんて考えられませんでした。

プレーが出来なくなるまでは休まない。さすがに歩くのも痛い、痛すぎてボールが蹴れない、となるまでは痛くても関係ありませんでした。しっかりとスポ根ですね。ゆとり世代はどうだとか言われていますが、がっつり昭和世代と同じことばかりでした。

しかし、今では私が勉強している内容からしてみれば、私が学生の頃とは180度違います。間違いまくった事を平然とやっていたわけです。

そのおかげで、何年かに一度大きなケガをしてしまう私でしたが、毎回半年程だったり。スポーツができない時期がありました。
調子が上がって、結果を出し始めるといつも怪我をする事が多かったように思います。
最上級生の1番大事な時は元気でしたが、これからが楽しくなりそうだぞという時にはいつも、ケガでした。
スパンでいくと、いつも3年に一回、半年程休む感じでした。

なんでか分かりませんが。。
3年に一度です。

今のように正しい知識を使っていれば、この休んでいる期間がグッと短くなっていたのではないか!?と思うんです。
下手くそでしたが、もう少し上手くなった、もう少し上に行けたのでは、と思うことばかりです。

怪我をした時に放っておいたり、間違った治療をするのではなく、患者さんに合わせた目標をきちんと話し合える。そして、西洋医学の知識を持ち合わせている場所で治療をする事が将来に繋がるのかなと思います。

痛みが出始めた、怪我をした時に良い治療を受けられる場所を探しておく。

そこで、正しい知識を教えてもらう。これが、受けられている今の若い子供たちを羨ましく思う理由です。

いつも、そんな事を考えながら子供の治療をしています。

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