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執行役員VPoP野口が語るこれからのプロダクト開発の魅力〜Rettyメンバーが語るRettyとは!? Vol2.〜

こんにちは、社長室採用チームの小花です。Rettyメンバーが語るRettyシリーズも無事に第二回を迎えました。今回はRetty史上最年少で執行役員になったプロダクト部門執行役員 VPoPの野口大貴にインタビューしてきました。ずっとプロダクトを見てきた彼だからこそわかる”今”のRettyプロダクト開発の魅力や面白さを存分に語ってもらいました。

第一回目はコチラ(社長室採用チームマネージャー:神林浩介)

野口大貴(のぐちひろき)                                     2012年新卒で株式会社Speeeへ入社。200サイト以上のWebサイトのマーケティングコンサルを担当。役員直下で新規事業推進やグローバルメディアディレクター等幅広い分野で活躍。その後、スタートアップでマーケティング責任者を経て、2015年にRetty株式会社にジョイン。新卒採用責任者としてRettyの新卒採用の枠組みを設計・構築したり、Webチームマネージャーとして500万UU→4,800万UUのプロダクト成長を牽引したりと多岐にわたる業務で高いパフォーマンスを発揮し、最年少役員へ。現在はプロダクト部門執行役員VPoPとしてプロダクト全体を統括。

コロナが落ち着いて、安心して外食できるのを心待ちにしている

ーーさて、毎度直球で申し訳ないですが読者の方も暇じゃないので早速本題から入らせていただきます!(笑)正直、今のコロナ禍において外食の機会自体が減少していると思いますが、その状況において「Retty」というプロダクトの面白さはどんなところになりますか?

野口:確かに今は外食の機会自体は減少しています。ただ全くゼロになっているわけではありませんし、今後必ず復活していくでしょう。実際Rettyユーザーを対象としたアンケートからわかるように外食したいというユーザーさんはたくさんいます。コロナが落ち着いて安心して外食ができることを多くの人が心待ちにしていますし、今も本当に特別なタイミングに絞り、感染症対策ができているお店を選んで、外食というHappyな体験を少人数で気をつけながら楽しんでいる方は一定数います。

気軽に外食体験ができないからこそ1回1回の外食体験が今までよりも貴重になり、「絶対に失敗したくない」、「より特別な時間を過ごしたい」と思う人が増えたと思っています。1回の外食体験に期待をしてくださっているユーザーさんに対して私達はより一層その人にぴったりなお店を探すことができ、BESTなお店が見つかるプロダクトである必要があります。だからこそ、グルメサービスとしてより本質的な価値にフォーカスしながら、プロダクト開発ができる面白さがあるなと思いますね。Google検索やInstagram、他グルメサービスではできないお店探しをRettyで体験してもらいたいです。

ーー具体的に「Retty」でしかできないお店探しとはどういったものになりますか?

野口:1点目として、Rettyは根っからの食好きユーザーによる口コミサービスであるため、グルメで食いしん坊な食の専門家たちからおすすめのお店が見つかりやすいということですね。今後どんなジャンルの食に詳しいユーザーさんのおすすめなのか、よりわかりやすくしていく予定です。またインターネットに情報が溢れ返る時代だからこそ、実名が信頼できるというのもあります。

2点目にユーザー・飲食店双方のデータが豊富であるため、よりその人の好みに合ったお店が見つかりやすいということです。一般的な検索サイトと異なり、Rettyは自分の投稿やいいねを押したお店、閲覧したお店がデータとして蓄積されます。また普遍的なランキングや点数評価がサービスのコア価値ではないため、"純粋な個人の好み”にあった質の高い個別最適化なレコメンドが可能な設計になっています。将来的には食のSpotify、Netflixと呼ばれるようなマッチングを実現していくイメージでいます。

ーーなるほど。閲覧や投稿をすることにより個人のデータを収集し、そこから導き出される”好きであろうお店”がレコメンドされる。実名制により集まっているデータであるから信頼性も高く、かつ大衆的なランキング等が加味されていないからこそレコメンドの質が高くより行きたいと思えるお店に出会えるということですね。

野口:はい、ただこのレコメンド機能はまだまだこれから。データの活用もまだほぼできておらず、残念ながら宝の持ち腐れな状態です。今後より本格的にプロジェクトとして動かしていきます。これからはようやく世界観をしっかりプロダクトに反映していけるフェーズ、そしてそれが世の中から求められる時代になってきたという意味で、今は非常に面白いタイミングだと思います。

ーーなるほどー、共感です!話変わって、飲食店さんはこういう状況なので、集客以外にも困っていることがたくさんあると思いますが、Rettyとしてその辺りもサポートしていく予定はありますか?

野口:私が言うまでもないことですが、コロナ禍の度重なる営業自粛に伴って、飲食店さんは経営的にも本当に厳しい状況です。そのため、人件費を削減せざるを得ないケースが増えていたり、逆に予約がたくさん入ったタイミングでの人材の確保に難航する店も多いようです。

そのため、私の担当事業ではありませんが、そのような飲食店さんの課題も解決していくために、新規事業でモバイルオーダーシステム「RettyOrder」を新たに進めております。これによりお客様自身がスマホから注文できるようになると、店員さんはより料理や配膳に集中し業務を効率化することができます。またお客様が普段使い慣れているスマホで操作できると、外食時のUXは確実に向上します。もちろん感染症対策の観点でも、備え付けのメニューを見る・端末を操作するよりも安心です。

Rettyのビジョンである「食を通じて世界中の人々をHappyに。」を実現していくためには、まずは日本の飲食店さんに元気になってもらえるよう全力で支援していくことが何より重要です。集客支援だけでなく、業務効率化支援の観点でも、飲食店さんをお手伝いしていきたいですね。

多彩な高い専門性を持つプロ集団として、切磋琢磨しながら成長できる環境

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ーーフェーズやカルチャーなどRettyという会社の面白さについても教えてください。

野口:大きく2つあると思っています。まず1つ目はデータを使ったプロダクト開発ができるフェーズだということ。単純にデータがあるから面白いだけではなく、データを加工してアルゴリズムを作っていく、人の好みをより深く見ていく、位置情報をいかにレコメンドに反映させるかなど、データを解釈・デザインしプロダクトにどう落とし込んでいくかが重要であり、難易度も高いものだと思っています。まだまだデータを最大限に使いこなせていないだけでありポテンシャルは十分にあると思っているので、僕としてはワクワクしますね(笑)データをどう捉えるかでプロダクトの可能性が無限大になるんですよ。考えるだけで、めちゃくちゃ興奮しますよ!

2つ目は各方面のプロが集まっている組織だということです。設立11年目を迎えたくさんの仲間がジョインしてくれました。エンジニアやデザイナー、PM、営業、コーポレート等。営業会社、開発会社ではなく多彩な高い専門性を持つプロ集団だと思っています。だからこそ他部署連携のプロジェクトでは各々要望度が高く妥協しません。切磋琢磨しながら間違いなく成長できる環境です。

ーーありがとうございます!データが集まった今だからこそプロダクト開発の面白さもより本格化し、色んな仲間が集まった今だからこそより一層成長できる環境になったということですね。ちなみに言える範囲で構わないので今後の挑戦・戦略を教えてください。 

野口:先程も少し出ましたが一番はレコメンドの強化です。個人の好みに合ったお店が見つかる世界観、個別最適化なアルゴリズムに合わせたプロダクト設計にがらりとかえていく予定です。あとはそもそもデータ収集が肝になるので、データを貯めたくなるようなプロダクトにしていきます。Rettyを使えば使うほど、便利になるような。先程もお伝えしたように、食のSpotify、Netflixを目指していきたいですね。

①信頼できるデータ
②ベストなお店がみつかる世界を実現したいという創業時からのビジョン
③世の中が信頼できる情報を強く求めているということ 
④外食が今まで以上に貴重な体験になった

この4つが重なった今だからこそRettyは食のインフラになれると強く思っています。

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編集後記

野口さん、ありがとうございました!
コロナ禍で、大変な時期ではありますが必ず明ける日が来ますし外食できる世の中が近い将来きっと戻ります。そのときに以前よりもずっと自分にあったお店が見つかり、行きたいと思えるお店に出会える機会を増やしたいとRettyは思っています。コロナが収束したときのHappyを作れると思ったらワクワクします。Rettyを使ってHappyな外食体験ができる日が1日でも早くきますように。

そして、その来る日に備えプロダクト開発はよりスピーディーに取り組む必要があり仲間が必要です!グルメ領域や今後大きく変わる業界に興味がある方ぜひご応募ください(社長室採用チーム 小花)。

Rettyではビジョンに共感してくれる仲間を募集しています。詳細はこちらの募集から