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度重なる情報更新の負担減!Rettyとの密な連携で進んだ新店オープンからの1年

日本国内では年間数多くの新しい飲食店が生まれています。新店は日々の営業と並行して、やらなければいけないことの連続。お客様にお店を知っていただくための取り組みやお店の改善、届ける情報の整備も必要です。

「Rettyの担当者とLINEしながら、お店の方向性が決まっていった」

そう話すのは吉祥寺の井の頭公園近くに構える「BOB KITCHEN」のオーナー・関川さん。「BOB KITCHEN」は2022年3月30日からテイクアウト販売を先行して始め、4月21日に店内利用も含めグランドオープンしました。

夏はかき氷、冬はコースの鍋料理、2023年3月からは「飲める定食屋」にリニューアル。街のニーズに合わせて柔軟にチャレンジをしてきた「BOB KITCHEN」の、オープンから1年間の試行錯誤とRettyの活用方法を伺いました。

オープンして気づいた街のニーズ

ーー公園にほど近いお店ですが、どのようなお客様がいらっしゃいますか。

僕らの店は井の頭公園の中でもちょっと外れたところで、吉祥寺駅からも少し距離があるので、公園に遊びに来た人というより地元の人が多いです。住宅街なんですよね。だから、近隣の方がお酒を飲みながら晩ごはんを食べたり、ご高齢の方が和菓子をテイクアウトで買ったり、そんな姿をよく見かけます。

あとは、ベビーカーでお子さんと一緒にいらっしゃる方も多いです。吉祥寺って個人店を楽しみたい雰囲気の街ですよね。でも、個人店だとベビーカーで入れる大きさのお店がなかなかない。そんな時に僕らのお店は大きくてゆとりがあるので、重宝されているんじゃないかなと思います。

ゆとりのある店内では地元のお客様がくつろぐ

平日仕事が終わってお子さんを保育園に迎えに行ったあと、疲れていてごはんを用意するのがしんどいって時に来やすかったりもするんですね。

ーーそれは助かりそうですね。

はい。でも、僕らはオープン当初そういう客層にあまり目を向けられていなかったんです。もともと僕らは新宿で音楽関係の仕事をしてきたし、BOB KITCHENで働くスタッフにもバンドマンがいたりして。だから、音楽関係の人や若い子たちが遊びに来る店になるかなと思っていました。

いざオープンしてみたら地元の方がたくさん来てくださって、そういう街のニーズがあったんだと知りました。そこで、それまではお昼だけ提供していた定食を夜もお出しするようにして、「飲める定食屋」にリニューアルすることにしました。

これまで店を紹介する時に「ダイニングバー」とか「ダイニングカフェ」と名乗っていたんですがあまりしっくりきていなかったので、「飲める定食屋」としたことでお店の軸ができたかなとも思っています。

Rettyはきめ細やかに連絡できるパートナー

ーーお客様のニーズに合わせて試行錯誤してきたのですね。

季節によって、かき氷や鍋のコース料理をやってみたりもしました。手探りでコロコロメニューを変えてきたから、それに合わせてホームページやGoogle、グルメサイトの情報を更新しないといけないのが大変なんですよね。でも、RettyさんにはLINEですぐに連絡できるから助かっています。

それにRettyとGoogleビジネスプロフィールを連携しているので、Rettyさえ更新すればGoogleビジネスプロフィールにも反映されます。本当にやることが多いので、Google更新分の負担が減るのはありがたいですね。

かき氷をやろうって会議で決まった時も、その場ですぐにRettyさんにLINEしましたから。忘れないうちにこっちから連絡できるし、Rettyさんもきめ細やかに相談に乗ってくれるのがいいなと思います。

Rettyではお店のジャンルや利用シーンに合わせて広告キーワードを設定できるんですが、「このキーワードがいいですかねー?」くらいの温度感から相談させてもらっています。そうやってRettyさんと一緒に話しながら、少しずつお店の方向性も絞られてきたのかなと思うんです

「飲める定食屋」にリニューアル

ーーお店の変化に合わせて、キーワード設定も活用してくださっているのですね。Rettyを活用し始めたのはいつからですか?

Rettyの有料会員になったのは2022年8月ですが、オープン当初から無料会員にはなっていました。事業再構築補助金の申請をしていたので、その採択が決まり次第有料会員になるつもりでした。

ーーどうして活用していただくことに決めたのでしょうか。

友だちとごはんを食べに行く時に、相手がお店のリンクを送ってくれるじゃないですか。あれがRettyのURLなことが多い印象でした。単純な話ですけど、だからですね。

ーー実際活用して半年以上経ちますが、いかがですか?

担当者の方と情報交換しやすいのがありがたいです。

グルメサイトはやらないっていう飲食店の人たちもいますよね。それもスタイルだし、ブランディングのひとつだと思うんですが、僕にとっては人からの情報って結構大事

Rettyさんときめ細やかにやりとりする中で、情報もくれたりするわけじゃないですか。吉祥寺のこのお店と「BOB KITCHEN」が近しいんじゃないですかとか、こういうやり方してみてもいいかもしれないですねとか。Rettyさんはそういう情報交換ができるパートナーです。

ポスティング、Google、Instagram、Retty。すべてがつながっている

ーー定量的な成果としてはいかがですか。

はじめはいろんなことに大慌てでそこまで見えていなかったのですが、11月頃から僕もやっと数字面を見るようになってきました。閲覧数や予約数ですね。で、年末のコースを作った時に、12月・1月の閲覧数だけでもひとつ目標を立てたいなって話をRettyさんとできたのが、僕にとっては有意義だったなと思います。

ーーよきパートナーとして活用いただいていて嬉しいです。実際12月の閲覧数から結構伸びているようですね。

12月はちょうどポスティングをした時期です。やってみて思ったのは、全部連動しているんだなってこと。ポスティングされたチラシを見た人が、もっと情報を知るためにGoogle検索して、予約するためにRettyにきたり、お店のInstagramでさらに興味を持ったり。全部つながっているから、それを意識しないとなと思います。

閲覧数が伸びたからOKじゃなくて、ページの中身をちゃんとしないとブランディングできないですよね。だから、やっぱりRettyさんに気軽に連絡できるのは結構重要なポイントなんです。

お店ページには美味しそうな写真が並ぶ

ーー逆にRettyで困っていることはありますか。

いや、困っていることは実は一個もないです。

ーーRettyではユーザーさんは実名で「オススメ」の口コミを投稿して、点数評価もしないサービスですが、そういった世界観についてはいかがでしょうか。

点数評価されると飲食店側が受け身にならざるを得なくなるので、僕は表向きに点数が出る必要はないと思っています。ただ、僕らお店側ではアクセス解析で同じエリアの飲食店さんの閲覧数とかを見られるじゃないですか。それは目指す数値のひとつとして参考にさせてもらっていますよ。

ーー最後に、お店の展望をお聞かせください。

地元のお客様が多いと言いましたが、たとえば井の頭公園の反対側の住宅街からの認知は足りていません。もっと地元の方々に知っていただく活動をしていきたいと思っています。

あとは、春夏になると公園にもっと多くの人が来るようになりますから、遠くから遊びに来る人にも選ばれるお店にしたいです。「吉祥寺に行ったらあのお店でごはん食べようね」って想起してもらいたいですね。

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新店オープン直後から、街のニーズに合わせて試行錯誤を重ねてきた「BOB KITCHEN」さん。その分細かな情報更新が必要ですが、Rettyと密にやり取りしてパートナーのように活用している様子が印象的でした。取材にご協力いただき、ありがとうございました!

▼取材協力
BOB KITCHEN
東京都三鷹市井の頭3-31-11 THE ROOM井の頭 101

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