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ホンモノを見抜く目をやしなう方法

ほとんど同じことを書いているのに、この人が書いた文章には何か人の心を動かすものがある。
同じ譜面から奏られた音楽なのに、この人の音楽には何か力を感じる。
同じようなアクセサリーなのに、このアクセサリーには何か惹かれる。

あなたもそんな文章や音楽、絵画やアクセサリーに出会ったことはないでしょうか?

それだけではなく、このお店にはなぜかまた来たくなるような雰囲気を感じたり、仕事で会っただけの人だけどこの人とはまた会いたくなる人がいたり、そんなに高級料理ではないのにまた食べたくなる料理があったり。

言葉ではうまく説明できないんだけど、不思議とそんな雰囲気やら気配を感じることがあります。そんな言葉や論理を超えた何か?を、私たちは日常的に感じているのではないでしょうか?

その目に見えない何か? を見抜く目を養うことが、ホンモノを見抜く目を養うことだと思いませんか?

目に見えないものを感じる力

いきなり「目に見えないもの」なんていうと、怪しく感じる人もいらっしゃるでしょうが、先ほど書いたように、私たちは何か言葉や論理を超えた「何か?」を感じとる力があるように思います。

わかりやすい例でいうと、神社やお寺のような何か神聖とされる場所に行くと、凛とした、背筋を伸ばしたくなるような空気感を感じる人は多いのではないでしょうか?

また、頻繁にテナントが入れ替わるような場所にあるお店では、何か落ち着かない雰囲気を感じることはありませんか?

わかりやすい場所では私たちでもそんな目に見えない何かを敏感に感じとることがあります。

日常生活の中でほんの一瞬だけ、目に見えないものを感じ取ろうとする

しかし、私たちは普段、そういった目に見えない感覚的な部分をあまり意識しないで生活を送っています。

朝飲んだコーヒー、朝食の料理、外に出た時に感じる街の雰囲気、電車や職場や出会う人々、スマホに映し出される文章や動画、ふと立ち寄ったお店の雰囲気、スーパーやコンビニで手にした食料品、お店で手にした雑貨

いつもならあまり気にしないものから、考えたとしても値段や外観くらいしか意識しなかった日常に触れるものや出来事や人の数々。それらを私たちは特に意識することなく使っていたり、もしくは値段や見た目などの頭で考えて接しているのではないでしょうか?

それらに対してほんの一瞬だけでいいので、目に見えない何か?を意識してみではいかがでしょうか?

たった一瞬のことなので、特別に時間を取る必要はありません。

意識のチャンネルを切り替えるように、ふっと目に見えたり、頭で考えたりする意識を頭の片隅に追いやって、感覚だけを頼りにその出来事やモノゴトを感じてみる。

そうやって日常を過ごしてみると、いつもとは違う感覚を感じる瞬間に出会います。スーパーの野菜の中になんとなくいい雰囲気を感じる野菜があったり、ふらっと入ったお店が実は隠れた名店だったり、フリーマーケットでふっといい雰囲気を感じて手にとった品物が、実はそれを作った人ががとても思い入れのある品物だったり。

そんな瞬間に出会うと、自分の感覚になんとなく自信がついてきます(ひょっとすると気のせいなのかもしれませんが、、、、)

センサーの感度をあげよう

私たちが持つ感覚的なセンサーを普段からちょっと意識していくことでセンサーの感度を上げていきましょう。

鋭いセンサーになると、人によってはちょっとした日常に変化を感じることができるようになるかもしれません。

朝外出た時に感じる季節の変化
街の片隅に咲いている花々
いつも出会う人のちょっとした変化
スーパーに置かれている野菜の一つ一つの違い
街ですれ違う人のちょっとしたオシャレ
いつも飲むコーヒーの日々の味の違い
夕焼け5分間だけ現れる街の色彩

センサーの感度をあげることで、そんな日頃は見過ごしがちな変化を感じられるようになり、日常を楽しく過ごせる気がするのです。

そのセンサーを鍛えることこそが、ホンモノを見抜く目をやしなうことにつながるのだと思います。


最後までお読みいただき、ありがとうございました。


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