シャドーワーク
内閣府の発表によると、シャドーワーク(無償労働:家事、育児など直接収入に結びつかない労働)を金額換算すると2022年は過去最高の138兆5千億円にのぼり、GDP(名目国内総生産)の3割を占めている。
これらの推計は、生活時間配分など総務省の「社会生活基本調査」を基に算出。
無償労働の中の順位と推定額
①家事全般(88兆6千億円)
②買い物(27兆2千億円)
③育児(14兆8千億円)
④介護(3兆4千億円)
⑤ボランティア等(4兆5千億円)となっている。
国の実質予算を大幅に超えている。これらは、本来収入の中から分担されていることになる。内閣府はさらに付け加えている。
女性の社会進出がさらに可能となる労働環境を確保するために、これらの分野を企業や保育施設、介護施設などが請け負うことで、産業振興はさらにはかれる可能性を持っていると。
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