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イラスト:ルドルフ・シュタイナーとアストラル体覚醒仮説その2

・・続き。

シュタイナーのアストラル体については、
夢のシステムを考える必要があります。

一般的に言われてるシステム以外の
科学的部分以外は私は分かりません。

睡眠は、レム睡眠とノンレム睡眠
繰り返しでレム睡眠の時に脳の活動が
一旦活発化して、その時にイメージを
伴う夢を見ます。

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いわゆる浅い眠りの時に見る記憶の
イメージが、一般的な夢です。

睡眠時に何度か夢を繰り返し見ている
筈ですが、実際に記憶に残るのは起床
する直前に見たイメージです。

そして睡眠は死と一緒です。

死と睡眠で、記憶や意識が無くなる
瞬間は共通して全く把握できないそうです。

死ぬ直前に一瞬で人生を回顧するフラッシュ
バック記憶説
というのがありますが、私は
臨死(ニアデス)の時だけだと思います。

定かではありませんが、実際に死ぬ時は
気絶と一緒で、一瞬で意識が喪失する
だけのような気がします。

勝五郎などの転生記憶保持者には、
過去記憶回顧のフラッシュバック
の話は出てこなかったと思います。

それはそれとして、夢が何かというと、
一般的な説では記憶の処理です。

ちなみに、一般的な夢分析には心理学者
フロイト氏とユング氏の夢理論が使われます。

夢分析は心理療法のひとつで、フロイト系の
自由連想法とユング系の拡充法の2つがあります。

・フロイト氏の理論

夢は性欲など抑圧された欲求や願望を充足させるもの。

・ユング氏の理論

夢は自然な欲求で意識を補完(補足)させるもの。

その二次的創作?で夢判断や夢診断なるものも
沢山ありますが、自分はあまり信じていません。

睡眠や夢は記憶情報の統合であることが
一般説ですが、自分では夢は単に体調(自律神経)
の良し悪しだとも思っています。

この理屈は経験上で多少の自信があります。

睡眠自体は、その日一日の記憶情報の
処理をしているらしいですが、夢はその
限りでもないと思います。

夢は心理に呼応したもので?、情報処理
とも違うと思うんですが詳しく分りません。

記憶に残るような明らかな夢は、
精神医学では明晰夢というそうです。

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解離性障害仮説の柴野氏の著作では
ストレッサーが原因で、心理的には分裂
の兆候
があるということです。

柴野氏の著作では、以下のような
明晰夢の種類があるそうです。

繰り返し何度も同じ夢を見る、夢から
覚めたらまた夢だった、夢の続きを見る、
夢の中で目が覚める
・・などです。

何度も同じ夢見る、以外は通常誰にも
経験があり、時に子供に多いと思います。

繰り返し見る夢は明らかにトラウマで、
フラッシュバック記憶に近いと思います。

それ以外は普通で、一旦起床した後で、
記憶に残ってた夢の続きを見るのは、
私は結構得意です。


夢の中で覚醒できる状態も、突発的に起きます。

その状態がアストラル体で、
覚醒夢ともいいます。

科学雑誌のニュートンには、覚醒夢の
システムは分らないと書いていました
ので、神経医学的には分りません。

アストラル体(覚醒夢)は、本来は
幽体離脱現象だと思います。

しかしシュタイナーは意図的に三次元イメージ
をコントロールする方法を書いてたようなので、
状況的には覚醒夢と言ってよいと思います。

ちなみに睡眠時の幽体離脱は
覚醒夢の一種だと思います。

覚醒夢の状態で、指をゴムのように伸ばす
というのが初歩らしいんですが、覚醒状態
を維持するのが最も難しいと思います。

覚醒夢の中で、視覚がハッキリするほど
三次元化したイメージが強くなります。

3DとかVRとかそういう感じです、実際に
私が夢で実践したことあるので間違いないです。

白日夢の方が簡単だと思いますが、
白日夢は特殊な状態だから一般の人は
出来ないと思います。

一番簡単なのが共感覚によるトレーニング
ですが、アストラル体ではないですね?

瞑想は完全に無意識主体だから、
それも別の話だと思います。

トレーニングやアストラル体は他の
命題として置いておいて、覚醒仮説を
書こうと思います。

覚醒が何かというと、意識を
保てる
という状態です。

覚醒をコントロールしている場所は
脳幹や延髄ですが、意識となると
医学的には分らないそうです。

覚醒(起きている、生きている)は主に脳幹で
働いていますが、どこまでが意識でどこまでが
意図できない無意識なのか、その境界は現在
でも分かりません。

瞬間や過去の経験(過去の記憶)を構成する要素を
クオリアといい、五感、記憶、衝動で成り立ちます。

意識とは、知識(先行(過去)記憶や論理フレーム)
二重化状態で、この概要を高次表現理論ともいいます。

二重化は、直接的な刺激を受けて意識的な部分
が低い一次表現と、刺激の瞬間的な感覚から
意識的な部分が高くなる二次表現から成り立ちます。

一次表現を高次経験理論(HOE)ともいい、
身体感覚的な部分が大きくあります。

二次表現を高次思考理論(HOT)ともいい、
身体の直接的な反応は少なく、抽象的感覚
が大きくあります。

リアルタイムと、暫くして思い返すみたいな違い?

クオリアはこの高次経験とその思考に
よって、瞬間の意識として存在しています。

抽象的でややこしいですが、刺激⇒反応⇒
認識
というフレームが意識的な部分になる
ということです?

実際はやはり(認識できない)無意識的な
部分が大きく、意識はその瞬間的、二次的
な機能です。

無意識(信号)が意識であると
いっても過言ではないと思います。

ただ意識は意識として成り立ちますので、
私は意識野と呼べるニューロンや周波数
が存在していると思います。

以下、意識野とも書きます。

覚醒と意識が無い状態は、死んでるか
睡眠状態のどちらかです。

睡眠の時は無意識が機能しています。

睡眠時に記憶と意識が表れるのが夢で、
夢の中で起床時と同じ覚醒状態を保てる
のが覚醒夢です。

死んだ後でも、死んだ時の記憶が
残ってるのが、死後存続や転生です。

覚醒仮説というか、簡単な理屈を書くだけ
なんですが、睡眠と覚醒はそんなに変わりません。

ヒトには五感というセンサーがあります。

蝙蝠の超音波や昆虫の触覚のようなものです。

昆虫や他の動物はそれらに頼り空間の把握を
しますが、人間の場合はほぼ五感です。

ヒトのセンサーの大部分が視覚、聴覚、触覚で、
味覚と嗅覚はそんなに使いません。

覚醒した状態の時は、その五感センサーが
フルに活動している時です。

その情報処理は脳(及び無意識)で行われます。

センサーの活動を極力低下させた状態が睡眠状態です。

睡眠はPCでいうとスタンバイ状態で、電源は入ってるが
画面は真っ暗でサービス等以外は、ほぼ活動していません。

電源を消したら死んだ状態になります。

覚醒夢を実際に見て、睡眠と覚醒は
大きく違いが無い
と思いついたのです。

覚醒していても、寝てる状態に近いのが
瞑想、白日夢、催眠術、記憶喪失などです。

これらは一般の人でも意図的、無意識的に起きます。

覚醒と睡眠は五感センサーの活動場所や、
入出力の活動が強いか弱いかの違いだけです。

思考などの記憶処理も同様に言えると思います。

起床してるときはフル活動してますが、
睡眠に近いほど活動が低下します。

五感より思考や記憶処理の方が活発化する
場合があり、それが夢だと思います。

五感や処理の活動活発が覚醒、
活動低下が睡眠です。

よって、睡眠も覚醒状態の一種である、
と私は言えると思います。

ただし、起床時より五感が過敏に働く
場合があります。

これは脳の処理の反応が、起床時とは
違う過程で処理をしているせいではない
かと思います。

刺激記憶の処理の混乱とでもいうのでしょうか?

もし覚醒がなかったら、睡眠ではなく
死んでる状態です。

勝手にまとめるとこうなります。

・起床、覚醒時

センサーとその処理が活発化した状態。


・睡眠状態

センサーとその処理が低下した状態だが、
レム睡眠の時に記憶のネットワークが
活性化する(原因不明)。

・覚醒夢の時

夢の中で意図的なコントロールによって、
センサーと処理が活性化する。

実際の刺激ではないから、仮想空間
上の処理といってよい。

・白日夢の時

覚醒夢の処理と同様だが、催眠術
のような状態に近い。

・仮死状態の時

全てが低下した状態だが、場合によっては
記憶情報の処理だけが活性化する??

・臨死の時

脳死でセンサーや処理が停止した状態
だが、記憶処理や仮想空間が活性化する。

夢より遥かに活性化した
イメージ処理が生まれる。

・転生の時

細胞死で完全に停止した状態だが、
記憶情報だけが独立して存在する。

細胞が再生した時にだけそれが生まれる。

_______________


これらは私の屁理屈だから医学的には
全くこの限りではありません。

意識野だけではなく、細胞の活動なども
考える必要があります。

しかし屁理屈で言うと的外れでも
無いと思います。

起床時、同じ覚醒状態でも人によって
活動の低下活発の違いがあります。

センサーや思考処理が活発な人は
より広い視野で周囲が見えてきます。

低下してる人は、自分以外が何も
見えなかったり、特定の人物だけが
やたら見えるようになります。

または個人感覚の著しい低下で、周囲と
全く同じ行動だけを毎日繰り返します。

強迫性障害も覚醒低下の典型です。

一点強化だけが進むと、普通は見えない筈の
部屋の埃が見えたり、例えば部屋のコップの
位置が1cmズレてても分かるようになります。

しかしその特定の範囲だけで、
それ以外の部分は見えません。

特定集中は睡眠の夢と変わらない状態と
思いますので、覚醒が低下しています。

本来の覚醒の活発化は、特定に拘ること
なく広い視野で物事を見渡せます。

五感センサーや思考処理もそれに比例して
活発化しているということです。

覚醒は全員が一緒ということはありえないです。

ただ、覚醒の進行や低下は、実際
の社会上とは関係無いと思います。

低下したほうが出世する可能性もあります。

活発化した方が、大勢の無意識に殺される
可能性が大いに存在します。

覚醒如何に関わらず、死んだフリ
して生きるのが一番無難だと思います。

強欲資本主義社会、SNSで全体主義化したといわれる
先進国社会では、むしろ覚醒は無理な行為だと思います。

歴史が語るように、リアルに覚醒してしまったら、
恐らく獣に近い人物に殺されてると思います。

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