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サービスをパッケージすること

始めの一歩として地元のビジネスプランコンテストに参加したのが昨年の春。

本格的なイラストレーターとして始動し1年半ほどたちました(それまでは主に似顔絵やパッケージデザインなどをしていました)。

商談会や交流会を通じてクリエイターの知り合いも増えてゆき、イラストでお金をいただくことについて他のクリエイターさんが悩みを吐露しているところを目にする機会が増えました。

そこで感じるのは、イラストを描く職人という側面だけでは難しいという事です。

仕事をとってくる営業戦略やスケジュール・品質管理もとても重要で、それらはイラストの技術をあげることとは別のアプローチとなります。

イラストは実物はなく、形のない商品。完成品を見て買うかどうか判断するわけではなく、お客さんは「あなたならこれを表現してくれる」という期待でご依頼してくれます。

イラストだけでなく打合せから納品までのやりとりも品質です。

“イラストを提供するというサービスのパッケージ”

・お問い合わせに対し、制作物の完成イメージを共有し、制作スケジュールを伝える。
・ご依頼後は提示した工程通りに制作する。
・作成したものについて説明する。
・修正指示にすぐに対応、意図をくみとり反映させる(最初の目的からずれた場合はさり気なく軌道修正か変更した方向性を共有する)。

まだまだ模索中ですが、これらを徹底的に考えてイラストを提供した結果、クラウドソーシングでの評価が最高ランクになることができました。

とはいえ、今の私の立ち位置は思い描く未来の序盤です。ちょっと気を引き締めないとなと思っている今日このごろです。

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