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「森保ジャパン」の大学時代① 川崎フロンターレ・車屋紳太郎

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【KEYWORD】「あいつはどのポジションかわからないんだよ。※平岡に聞いてもわからないと言うし。」(2015年 風間八宏)

2022年のカタールW杯へ向けて、"森保ジャパン”がついに始動した。初陣に臨むメンバーはそれまでとは大きく一新され、新鮮味があった。そして迎えたコスタリカとの一戦は3-0で勝利を収める。


長友佑都や長谷部誠、本田圭佑ら10年近く日の丸を支えてきた功労者が一気に退き、リニューアルした感が全開のこのメンバーに心が踊っているサポーターは多かっただろう。かくいう自分もその1人である。

自分が国内サッカーの報道という仕事に携わりはや7年が経過した。その中で大学サッカーを中心に多くの選手のアマチュア時代を見届けてきたが、深く取材した選手たちが今回の代表の中にちらほらと現れるようになった。それは非常に感慨深いものがある。

そして、ふと彼らのアマチュア時代や思い出などを振り返ってみたいと思ったので、今回森保ジャパンの初陣に呼ばれた大卒選手達の思い出を語ってみることにする。

1人目は、川崎フロンターレの車屋紳太郎だ。

やたらと"繋げる"センターバック

筑波大学を卒業して川崎フロンターレに入団した車屋紳太郎ももう4年目を迎え、今やチームにとって欠かせない存在になった。SBでの出場が長く続いた中、最近はCBでの出場が続いている。この位置になってから本人にじっくり話を聞く機会をあまり設けられていないので意思の確認はできていないのだが、少なくとも2,3年前までは彼が望むポジションはここだった。

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