見出し画像

瀧澤暖。東雁来で目を引いたストライカーへの期待 【プリンス北海道 札幌U-18vs札幌創成】


※本文の無断転載、スクショによるSNS等への投稿はいかなる理由であろうと禁じます。
※単発での購入も可能ですが、月刊で「国内サッカーの現場より。竹中玲央奈のここだけの話」を定期購読していただくほうがお得です。
※本記事は公開後24hのみ無料掲載です。


こんな発言をしてから書くのがだいぶ遅れてしまった。

1週間前、24日の土曜日の朝に新幹線に乗って京都まで行った。目的は関西学生Lの関西学院大vsびわこ成蹊を見るためだ。両チームに追っている選手がいる。そして、その日の18:00に関西国際空港からpeachに乗って新千歳に降り立った。北海道プリンスを見るためだ。

3月に九州で行なわれた交流大会で札幌創成を見て、ギニアと日本のハーフであるサイドアタッカー・ディアロ航が目についた。オンザボールのドリブルと瞬発力は圧巻で、九州の強豪相手に十分通用していたと思う。彼がコンサ相手にどれだけできるかというのを見たかったのと同時に、コンサには優秀な選手が多いからチェックをしたい。そういう思いで向かった。


会場である東雁来公園では4月終盤にも関わらず気温は8度で、強風と豪雨に見舞われていた。ただ、ときおり晴れて、かと思えばまた豪雨がきて…と嫌な天気であった。そんな中で行なわれた試合の結果は2-0でコンサが勝利を収めた。札幌創成相手に終始、ボールを握ってゲームを進めており、愚直に固いガードを取る相手を殴り続けて2発ヒットを当てたという形だ。

「ゲームプランとしては相手を引き込んでリトリートしてカウンター狙いだった。選手は戦術を理解して頑張ってくれたけど、失点してプランが変わってしまった」

ここから先は

3,408字 / 5画像
この記事のみ ¥ 220

読んでいただきありがとうございます。頂いたサポート資金は、より面白いコンテンツを届けるための遠征費や制作費に充てさせていただきます!