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乗り越えることだけが全てじゃない太郎

以下、センシティブな内容が含まれますので、閲覧注意です。




小さい頃、死に対する憧れというか、羨望があった。

どれだけ悪いことをした人も死ねば、責められない。

もっというと被害者になれる。

可哀想に思ってもらえて、慰めてもらえる。美化される。

死は最後の逃げ場なんだと思う。

実は自分も、「いざとなったら(最悪の場合)死ねばいいし」と思って、生き長らえてきた。

逆に、どれだけ嫌なことがあっても「まぁ、死ぬよりかはましか」が逃げ場になっていたように思う。

大人になってからも、教師らしくなければいけないことが辛くなることがあったり、脳腫瘍になって一生治らない後遺症を背負ったりして気持ちが暗くなることがあったが、まぁ「死ぬよりかはいいか」精神でどうにかなってきた。

そう、いざとなれば、逃げたり、避けたりすればいいわけで、そんな情けない自分を受け入れる(逃げ場を用意する)ことも強さな気がする

休めばいいじゃん、仕事も学校も。

辞めればいいじゃん、死ぬよりかはマシなんだから。

乗り越えることだけが全てじゃない。

逃げる強さ、避ける強さ、情けない自分を受け入れる強さもこれからの時代には必要な気がする。

その為には人と比べ過ぎないこと、自分の中にある自分らしさの価値に気付くことが大事なんじゃないかな。

あと、自分の中には絶対に守らなければいけないルールがあって、それが「親より先に死なないこと」である。

やはり、残された両親の気持ちを思うと絶対に自ら命を絶つことはできない。

また、自分の場合、教師でたくさんの生徒の記憶の中に自分が残っているだろうから、もし、そんなことになればたくさんの生徒を裏切ることになってしまうので、それも自分を支えてくれているように思う。

あと、せっかく貯めた10億円の貯金を使い切るまでは死ねないね!あれ?20億円だっけかな?(笑)

死んだら終わるからね。

死ぬ前にまだまだ楽しいことをしたいし、美味しい物を食べたい。

それまでまだ死ねないね。

言い古された言葉だけど「生きていれば良いことあるから」、大丈夫。

生きているだけで偉い。

ではでは、Rでした。


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