国際開発学会「社会的連帯経済」研究部会スタート第1回:アーカイブ掲載中!
第1回「連帯経済勉強会」「SSE研究部会交流会」4/24,ご参加ありがとうございました。★★★:YouTubeチャンネルの配信で、しばらく視聴できるように設定しております:★★★
https://www.youtube.com/watch?v=RCWz3lE6T60
今回の研究交流会のなかで「ILOのレポート」について言及されましたが、ソリダリダード・ジャパンのHPにも紹介文を掲載しました。(「社会的連帯経済」の定義が確定される?)
ご視聴者に、アンケート(4月30日まで)ご協力いただけますと幸いです。アンケートフォーム:https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSfwOtHU2bwAhtKnVrJW_duzila9uk3BQ7U848MyGFJosjtw3A/viewform?usp=pp_url
(SSE研究部会では、参加者同士の情報交換や情報共有のためにメーリングリスト(ML)を設けております。ML登録ご希望の方は、必ずアンケートフォームに連絡先情報をご記入ください。)
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2021年10月発足の研究部会が、2022年3月より活動開始し、3/9記念イベントを行ないました。第1回研究会(4/23)をソリダリダード・ジャパン(ソリ・J)勉強会との共催企画で行いました。
ソリ・J勉強会は有料企画(申込制)、基本的な知識と具体的事例を学びます。 研究部会は、ソリ・J勉強会と連動して、より深く掘り下げる研究会を適宜企画します(通常、勉強会後に休息を挟み開催、学会員無料、一般の方も申込制で基本無料)。
第1回(4/23)テーマ:連帯経済は地方経済活性化を後押しできるのか:
21世紀に入り、「社会的連帯経済」の活動は再び注目されています。 ここでは用語の整理や様々な活動展開の潮流について解説し、スペインでの実践事例を手掛かりに、地域経済活性化において「連帯経済」が果たす役割について学びます。
講師:廣田裕之(スペイン社会的通貨研究所共同創設者)
コメンテータ:古沢広祐(国際開発学会社会的連帯経済研究部会代表)
モデレーター:佐藤寛(アジア経済研究所・上席主任調査研究員)
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●研究会:勉強会終了後に休憩をはさんで1時間弱、講師の廣田先生を囲んで研究交流。
*「パラダイムシフト──社会や経済を考え直す」廣田裕之/最近の10記事:
・メキシコ発の地域通貨マニュアル、・社会的連帯経済と資本主義との関係について、・その他・・・・・
https://shukousha.com/column/hirota2/
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■ ソリダリダード・ジャパン『連帯経済勉強会』2022(全7回)のご案内
グローバル資本主義の限界が指摘される中、世界的に「連帯経済」が注目されていますが、日本国内における認知度はまだまだ高くありません。ソリダリダード・ジャパンは昨年度から「連帯経済」に関する基礎知識の普及のための勉強会を開催しており、今年度は日本国内の地域活性化と連帯経済の関係に焦点を当てた内容で進めていきたいと考えています。
資本効率を優先する企業は、労働力と市場を求めてグローバルにビジネスを展開します。一方で、コスト面等で劣る日本国内の生産拠点は閉鎖され、少子高齢化や人口流出により縮小する地方市場から撤退する企業も増えています。グローバル化・市場経済化の進展に伴い、国内の地域経済は徐々に弱体化しています。このような中、利潤の最大化のみを目的としない「連帯経済」による地域経済活性化の取り組みが始まっています。
本勉強会では、地域活性化に向けた実践を行っている方、地域活性化のための新たな連携の形を模索されている実務者・研究者の皆様にも参考になる内容です。
なお、本勉強会とセットで、国際開発学会の「社会的連帯経済」研究部会とのコラボレーションで研究会も実施します。研究会では、本勉強会で取り上げるテーマについて、研究者を中心に更に議論を深めていきます。本勉強会の参加者は、国際開発学会の研究会にも参加することができます。案内状:https://www.dropbox.com/s/1s43hlt5b84m1c7/%E3%80%8C%E9%80%A3%E5%B8%AF%E7%B5%8C%E6%B8%88%E3%80%8D%E5%8B%89%E5%BC%B7%E4%BC%9A%E3%81%AE%E6%A1%88%E5%86%85%E7%8A%B6.pdf?dl=0
第2回以降の勉強会は有料制となります。*研究会は無料
各回50名(定員に達し次第受付終了とさせて頂きます)
受講料金:第2回~第7回のパック料金:12,000円(学生割引7,000)。各回の受講料:2,500円(学生割引:1,500円)。国際開発学会会員特典は、学生割引と同額になります。
受講料の支払期日は、開催日の前日となります。原則として、お支払いの確認後にZOOMリンクを送付いたします。
第2回以降の勉強会スケジュールと開催時間について
◆第2回 5月28日(土) 13:00~14:30 「地域通貨によるコミュニティづくり」 ねらい:地域通貨の仕組みと、地域通貨というツールを通じて、地域の活動を促し、新たな関係性を構築していくメカニズム、それが地域社会に与えるインパクトを学びます。
講師:柳澤大輔(面白法人カヤック 代表取締役CEO)
コメンテータ:古沢広祐(国際開発学会社会的連帯経済研究部会代表)
モデレーター:佐藤寛(アジア経済研究所・上席主任調査研究員)
◆第3回 6月25日(土) 13:00~14:30 「信用金庫と地域経済」
ねらい:地域に密着した金融メカニズムとしての信用金庫の仕組みを理解し、地域の情報や特徴を熟知した金融が、地域経済活性化に果たす役割について学びます。
講師:新田信行(開智国際大学局員教授・一般社団法人ちいきん会代表理事)
コメンテータ:多賀俊二(草の根金融研究所「くさのーね」代表、中小企業診断士)
モデレーター:佐藤寛(アジア経済研究所・上席主任調査研究員)
◆第4回 7月23日(土) 13:00~14:30 「ワーカーズコープと活力ある地域社会の実現」
ねらい:労働者協同組合(ワーカーズコープ)の仕組みと取り組みを理解し、地域経済活性化における労働者協同組合法の意義、地域での暮らしや働きを支える空間、市民同士の相互扶助など、社会課題の解決におけるワーカーズコープの役割について学びます。
講師:相良孝雄(日本労働者協同組合「ワーカーズコープ」連合会理事)
コメンテータ: 古沢広祐(国際開発学会社会的連帯経済研究部会代表)
モデレーター:佐藤寛(アジア経済研究所・上席主任調査研究員)
◆第5回 8月27日(土) 13:00~14:30 「農福連携による地域の活性化」
ねらい:過疎化が進む地方では、地域活性化に多様なアクターの動員が求められています。一次産業と福祉の連携は相互補完的な関係を築き上げることが可能であり、新しい生産活動の形態として期待されています。農福連携の実践事例から新しい連帯経済の可能性について学びます。
講師:調整中
コメンテータ: 古沢広祐(国際開発学会社会的連帯経済研究部会代表)
モデレーター:佐藤寛(アジア経済研究所・上席主任調査研究員)
◆第6回 9月24日(土) 13:00~14:30 「よそ者」と社会的企業
ねらい:日本国内で昨年生まれた赤ちゃんは過去最少の約84万人にとどまっており、少子化、地方の人口減少は深刻度を増しています。そうした中で、地方の活性化のための「関係人口」の重要性が脚光を浴びています。地域での経済活動に貢献する「よそ者」の関わりについて学びます。
講師:調整中
コメンテータ: 古沢広祐(国際開発学会社会的連帯経済研究部会代表)
モデレーター:佐藤寛(アジア経済研究所・上席主任調査研究員)
◆第7回 10月22日(土) 13:00~14:30 生産者と消費者の連帯
ねらい:生産者と消費者の連帯は、連帯経済の古典的な事例です。地産地消の取り組みが地域経済活性化にもたらす効果、地域社会の総合的な関わり、食の豊かさに結びつく農業や食品サプライチェーンの現状について学びます。
講師:調整中
コメンテータ: 古沢広祐(国際開発学会社会的連帯経済研究部会代表)
モデレーター:佐藤寛(アジア経済研究所・上席主任調査研究員)
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◆お問い合わせ先:
一般社団法人ソリダリダード・ジャパン事務局 まで
japan-info☆solidaridadnetwork.org ※ ☆マークを@に変えてください。
https://www.solidaridadnetwork.or.jp/
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