地方の企業がマーケティングのコンサルを導入しても上手くいかない理由について考えてみた!
みなさん、おはようございます。ひがちです♪
さて本日はマーケティングとコンサルティングのはなし。
BtoBマーケティングでコンサルを導入したときのはなし
僕の会社はBtoBのマーケティングに携わる中で、これまでコンサルティングを3社いれました。
導入したコンサルティングの内容は以下の通りです。
基本的にSEO周りのことを中心にSNS、メルマガ、広告運用などをコンサルしていただきました。
しかし、コンサルをお願いしても成果を上げられず、解約と契約を繰り返し合計3社のコンサルティング会社とお付き合いをしてきました。
なぜコンサルを入れても上手くいかないのか?
コンサルティング会社のポテンシャルも関係するとは思いますが、上手くいかない大きな理由は、コンサルタントの施策を100%実行できなかったからだと考えられます。
もちろん、コンサルタントとして、その会社に見合った施策を提案するのがベストです。
しかし、コンサルタントの提案する施策に対して、企業側で「出来ること・できないこと」は必ず出てきます。
そして、その「できないこと」が多すぎると、結果的にその提案の3割〜4割程度の施策で終わってしまうことがほとんどです。
本来、高額な費用を払ってコンサルティングを導入しているのであれば、まずはコンサルタントの提案を全てやり切った方が成功確率は高くなります。
しかし、地方の企業はなかなかそれを実現できません。
それでは、少し詳しく理由をまとめていきたいと思います。
理由①|地方企業はワンマンな経営者が多いから
地方企業の経営者はワンマンで思い込みが激しく短期的な結果ばかりを求めるタイプが多いです。
そもそもマーケティングとは分野によっては長期的に施策を行う必要があったり、なんどかPDCAを繰り返して成果に繋げていくものもあります。しかし、そこの理解がなかなかできない経営者もいます。
特に思い込みが激しいタイプの経営者は思想に偏りがあり、「これからは動画だ!YouTubeだ!TikTokだ!」と思い込んだらそこに夢中になり、本来やらなければいけないことが後回しになり、優先順位が乱れやすいです。
そんな経営者がいる会社がコンサルティングを導入しても、目先の「やりたいこと」しかやらず、施策が中途半端になってしまうことは明白です。
理由②|コンサルタントが思っている以上に企業側のリソースが少ない
続いての理由は企業側のリソースです。
特に地方の企業は人手不足で一人の社員がいろんな業務を兼任していることがほとんどです。
そこにコンサルタントが理想的な提案を行なってきても、後回しになってしまい、提案内容を反映するのに数ヶ月かかるなんてことはザラです。
その結果、
というループが生まれてしまいます。
特に地方企業の経営層はワンマンな人が多いので、短期的に結果が出なければすぐ解約してしまいます。たとえ、こちら側に落ち度があれど…(笑)
理由③|その時の「思いつき」で施策の幅を広げたがる
せっかくコンサルタントがポートフォリオを組んで提案してくれているにも関わらず、あれもこれも「思いつき」で違う施策を行い、幅を広げてしまう場合がありますが、これだと上手く行きません。
「一つの施策にコミットする」ということが大切です。しかし、なぜか不安になってくるのか、「あれもやった方がいい。これもやった方がいい」と別の道を模索し始めてしまい、結果的に中途半端な施策に終わることが多いです。
一つ一つ丁寧に施策を深掘りして、そこから可能性を広げていく方が絶対に上手く行きます。
コンサルティングを導入するなら、まずはやり切ってみる。
地方企業がマーケティングのコンサルティングを導入すると決めたなら、まずは提案通り「やり切る」というのが重要だと思います。
そもそも「自分達のやり方」でやりたいならコンサルティングを入れる意味はありませんからね…(笑)
もちろん、全部言われた通りやってみて、全然結果に繋がらない場合もあると思います。
しかし、結果が出ずとも、会社にノウハウは溜まるし、マーケティングの基本的な考え方は身につきます。
そこに、ワンマンな偏った思想が入るから上手くいかないだけであって、まずは「やり切る」
これが大切なんじゃないかって思います。
まとめ
今回は、地方企業がマーケティングのコンサルを導入しても上手くいかない理由についてまとめてみました。
せっかくコンサルティングを導入するなら「まずは言われた通りやってみる!」
これを心がけて、コンサルタントと共に事業推進を図っていくというスタンスが大切だと思いますので、是非とも参考にしていただければ幸いです。
★各種SNSもよろしくおねがします
皆様の温かい応援が音楽活動の幅をより広げより深める力になります。応援よろしくお願いします!