見出し画像

「コツコツ投資」で資産形成はできるか?!(2021年4月)

投資信託への「コツコツ投資」(毎月、毎月、買い足しています)は2003年6月頃から始めた(キャリア 15年以上!)のですが、記録を細かくつけ始めたのが2006年4月以降です。記録をつけ始めてからの軌跡が次のグラフになります。

画像1

(評価額➗投資額)-1 、評価損益(率)の推移を見たのが次のグラフです。

renny_history_評価損益率

おかげさまで投資した元本の総額に対して時価評価(税前)は2.34倍(前月末2.30倍、前年同期 1.75倍)になっています。

2006年4月末の投資元本を100とすると、2021年4月末の時価は3,124(前月末:3,041、前年同期:2,104)に達しています。

ということからすると、

冒頭の質問:「コツコツ投資」で資産形成はできるか?!に対しては

資産形成できている!!!

と答えられます。2021年4月末、月末基準で評価損益が金額でも率でも過去最高となり、最高記録更新は6ヶ月連続です。

なお、ポートフォリオの99%以上を投資信託が占めています。

保有資産の配分

保有資産の配分はこんな感じです。

renny_資産配分_当月末

前月末はこうでした。

renny_資産配分_前月末

日本株式のウエイトが減り、先進国株式、FoFのウエイトが増えました。

FoFのほとんどを占めるファンドのデータを用いて、作成したのがこのグラフです。ただ、ちょっとアバウトな計算なので、だいたいこんな感じ、です。

renny_資産配分_当月末_FOF

ご覧の通り、僕のポートフォリオのほとんどが「株式」で占められています。ですから、株価が下落すると評価額は大きく毀損されます。リスク大きめです。

アクティブ運用(とパッシブ運用)の比率、バランスファンド(上記のグラフの先進国債券はバランスファンドで保有)の比率、その推移を見たのがこちらのグラフです。

画像6

アクティブ運用比率は前月末比微減の53.4%(パッシブ運用は46.6%です)、バランスファンド比率も前月末比微減の10.67%です。

パッシブ運用には2017年2月以降、追加投資していません。が、比率は前月比増えているということは、3月はパッシブ運用が強めだったということになりますね。なお、バランスファンドにも2017年2月以降、追加投資していません。

パフォーマンス

月次リターンは +2.36%でした。過去161個のデータがありますが、マイナスになったのは55回、率にして34.2%。12ヶ月あると、4.10ヶ月がマイナスの月になっていた勘定です。

年初来のリターンは +10.8%。これまでの年毎の推移です。

画像7

年間でマイナスとなったのが5回(2007年、2008年、2010年、2011年、2018年)です。2021年は4ヶ月を終えてプラス、3年連続のプラスとなるか、ですね。

1年リターンの推移です。投資信託の交付目論見書っぽく、直近5年(2016年5月末から2021年4月末)にフォーカスしてグラフをつくってみました。

renny_1年リターン_直近5年

2020年4月末〜2021年4月末は+40.0%と先月(+46.2%)に続いて高い数値となりました。ちょうど1年前の3月、4月がマイナスリターンとなっていましたからその影響ですね。

この1年リターン、データのある分だけ全部網羅したのがこのグラフです。

renny_1年リターン_since_2007Apr

今月の+40.0%はこれまでで8番目に高い数字となっています。

来月はどうなりますやら。

保有ファンド毎の (基準価額➗平均取得価額) − 1 他は有料記事とさせていただきます。ご了承ください。

定期購読マガジン「アクティブファンドを眺めてみた」内の記事にもなっていますので、マガジンの定期購読もぜひご検討ください。

ここから先は

1,468字 / 9画像
この記事のみ ¥ 100

サポート頂いた際は、TableforKidsへの寄付に使わせていただきます。 https://note.com/renny/n/n944cba12dcf5