コムジェストさんの月次レポートを読む! #6 (2021年10月末)
コムジェスト・アセットマネジメントさんがファンド運営に携わっている3つの #アクティブファンド の月次レポートを読んでみる
コムジェストさんの月次レポートを読む!
前回はこちら。
3つのファンドとは
ニッセイ/コムジェスト新興国成長株ファンド(資産成長型)【愛称:エマージング・セレクト(成長)】
ESGフォーカス コムジェスト・クオリティグロース・日本株式ファンド
ESGフォーカス コムジェスト・クオリティグロース・世界株式ファンド
3つのファンドの投資先の選別、投資判断を行なっているのが
コムジェスト・アセットマネジメント さんです。
ニッセイ/コムジェスト新興国成長株ファンド(資産成長型)【愛称:エマージング・セレクト(成長)】
2017年10月に設定されたファンドです。
主に新興国の会社に投資しています。
純資産総額、受益権総口数の推移です。
2021年10月末は9月末比で受益権総口数が増加、ファンドへの資金純流入となりました。2ヶ月連続で資金純流入です。
投資先の概況はこんな推移となっています。
投資先は9月末から増減なし、36社。
ファンドでの比率 上位10社です。
9月末との比較では2社入れ替わっています。年末との比較では4社が入れ替わっています。
一方で、アメリカのデジタル決済ソリューションサービス大手のパグセグロ・デジタルは、主要マーケットであるブ ラジルにおいて、ブラジル中央銀行(BCB)がプリペイドカード決済時に徴収する手数料の上限設定を提案しているとの報道があったことなどが嫌気され、同社の株価が低迷しました。 また、チリの小売り大手のファラベラは、チリにおけるインフレ率上昇に伴う中央銀行による積極的な利上げや、 11月に大統領選や連邦議会選を控えていること等を背景としたチリからの資金逃避の影響などを受け、同社の株価も下落しました。
上位10社では目にしない2つの投資先が紹介されています。
パフォーマンス。3年リターンの推移。新興国株式のインデックスファンドと比較してみました。
ここまで0勝13敗となっています。
今後どうなっていくか、注目です。
ファンドの月次レポートです。
ESGフォーカス コムジェスト・クオリティグロース・日本株式ファンド
2021年3月に設定されたファンドです。
日本の会社が主な投資対象です。
純資産総額・受益権総口数です。
2021年10月は9月末比で受益権総口数が減少、ファンドからの資金順流出となりました。2ヶ月連続の資金純流出です。
投資先の業種別推移です。
2021年10月末の投資先は9月末から1増、43社。
上位10社です。
2021年10月末では、8月末から3社入れ替わり。
ESGフォーカス コムジェスト・クオリティグロース・世界株式ファンド
2021年3月に設定されたファンドです。
世界中(日本含む)の会社に投資するファンドです。
純資産総額・受益権総口数です。
こちらも9月末比で受益権総口数が減少、ファンドからの資金純流出となりました。2ヶ月連続の資金純流出です。
投資先の推移です。販売用資料を参考にしました。
2021年10月末、投資先は9月末から1増、36社。
スイスが上位に登場しました。
上位10社です。
2021年10月末、9月末からの入れ替わりは1社でした。
10月に発信されたレポートでは次の4社が紹介されています。
日本株式ファンドから MonotaRO、ソフトバンク・グループ、
世界株式ファンドから Medtronic、Tecent
実は、この3つのファンドともに僕自身、現在保有しているわけではありません。しかし、このレポートを毎月チェックしていく過程で実際に投資したい気持ちが抑えきれなくなる可能性は十分にあると思っています。そんなわけでこれからの定点観測がとても楽しみです。
マガジンもつくりました。コムジェストさんのファンドを一緒に定点観測、ウオッチしてみようとお感じになったらフォローのご検討をお願いします!