「日本人全員が財務諸表を読める世界をつくる」って素晴らしい！ - ＃会計クイズ本 でのクイズ成績を添えて
昨日、見つけた、たぶんtwitter経由だったかな、記事です。
面白そう！ということこで試し読みしてみました。
ためし読みとしてクイズが3問。
損益計算書（P/L）の図を見て、
セブン-イレブンがどれか、
コメダHDがどれか、
コストコがどれか、
というのを当てるクイズ。
決算書はそれなりの数をこの二十数年でみてきたので、会計には多少の自信を持っていたのですが、、、なんと、、、このクイズに3連敗！恥ずかしい！
その恥ずかしさから躊躇なく買っちゃいましたよ。
さらに焦っていたのでしょうか、Kindle版を買っていました。本を買うつもりだったのに。本を買うつもりだったのは、「会計を学ぶのはええことやで」とアドバイスしたところ素直にそれを聞いてくれていた息子（4月で高2）にも渡せそう、と思ったからでした。よくよく考えると、別にKindleでも出来るんですけどね。
購入後、すぐに読み始めました。
図がキレイです。分かり易いです。
Chapter 0 introduction で「決算書の全体像」をつかんだ後は、まずChapter 1 「貸借対照表（B/S）ってどんなもの？」。ここからクイズが出て来ます！
B/Sを図式化した2つ（もしくは3つ）の図を見て、どれが「xxx」かを当てるクイズです。
第一問 ま、間違えちゃった。ためし読みから4連敗！痛恨！
第二問 やっと出た！正解！これで1勝4敗。
第三問 きた！正解！連勝！2勝4敗。
第四問 調子出て来た！3連勝！3勝4敗。
どうやらB/S編は得意だったのだ。ほんの少しだけ自信回復笑。
Chapter 2 「損益計算書（P/L）ってどんなもの？」はためし読みで既に3問目までは終わっています。第四問に挑戦。正解しました！4連勝で4勝4敗のタイに戻しました！
Chapter 3 「キャッシュフロー計算書（C/S）ってどんなもの？」もクイズが。
第一問 正解しました、、、が、カンで答えただけだったので、これは正解にカウントしていいのか？！ノーコンテストだな、これは。通算4勝4敗（1無効試合）。
第二問 間違えました、、、解説を読んで、ああ、そうなるのか、と、、、セクションのタイトルが「投資C/Fのカラクリを見抜け」。見抜けませんでした、トホホ。これで4勝5敗（1無効試合）。
Chapter 4 「B/S ＋ P/L の複合問題に挑め！」
第一問 ガーン、連敗です。解説を読めば「そうですよねー」と納得。私がアホでした。4勝6敗（1無効試合）。
第二問 またも間違えちゃいました！まさかの3連敗、、、4勝7敗（1無効試合）。
第三問 正解！5勝7敗（1無効試合）。
クイズはここまで。十三問のクイズに
5勝7敗1無効試合
なんと負け越しです、、悔しいです！
クイズはもちろんですが、その回答に至るまでのいろんな見方が示されているところ、正解発表後の解説も非常に丁寧で、とても楽しい読書体験でした。
決算書の魅力とは、「実利」と「謎解きの面白さ」である
と「はじめに」で書かれているのですが、この本のクイズとその解説を通じて、決算書の数字に事業活動の様々な要素が現れていることを実感することが出来ます。事業の内容が一見どこか似ていても、決算書は全然違った姿だったり、という発見は楽しいものですね。
日本人全員が財務諸表を読める世界をつくる
このクイズを催されている”大手町のランダムウォーカー”さんのこの合言葉、とても素晴らしい！と思います。大賛成です。上述の通り、息子に「会計を学ぶのはええで」とアドバイスしたわけですが、会計の基礎知識はとても大事だと思うからです。この本のように実際の決算書を使いながら、その会社の事業活動と結びつけて考えをめぐらせるのは非常に楽しいものですよ！
twitter の #会計クイズ もこれから注目してみます！
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