#noteサークル ”アクティブファンドでオーナーシップ投資をたのしむ!” から #1

#noteサークル  ”アクティブファンドでオーナーシップ投資をたのしむ!”  を運営しています。

こちらのサークルでの様子をちょっぴりご紹介するシリーズを始めます。不定期の更新になる予定です。

こちらの記事で、私自身がアクティブファンド に投資してみて、資金を託してみて「良かった!」と感じられたことを書いてみました。

私が書いた内容とは、こんな感じです。

メガバンクや大手証券グループ他、「この会社のオーナーにはなりたくないなあ」という会社をかなりの部分避けることができて「良かった!」
ファンドを通じて投資している会社を調べることで、自分の耳目だけでは捕まえられない事実や発見等に出会えて「良かった!」
ファンドを通じて投資している会社の事業活動の内容を知って、その会社が提供している価値づくりに関係者として関われていると実感できて「良かった!」
ファンドがなぜ投資したのか、売却したのか、等の投資仮説に触れることで、会社の見方、評価の仕方について、なるほど!と感じる視点を得られて「良かった!」
市場全体を見て、というよりも、ミクロな個々の会社、その事業活動、市場からの評価を考えることの方が、遥かに楽しいと気づけて「良かった!」

サークルのメンバーの方にも「良かった!」と感じたことについてコメントをお願いしました。その中でこんなご意見をお寄せ頂きました。

rennyさんが書いている内容は、どれでも共感します。  
世の中に対して、私が仕事を通して、提供できるソリューションは、とても限られたものです。  
有用なソリューションを提供しつつ、利益もシッカリあげている企業に関係者として関われることは、甲斐があり、楽しいことだと思います。

この点はまさしくその通り!だと思います。私自身が勤務先の仕事を通じて価値をつくり出せているとしても、それは極々僅かなものです。株式投資を通じて、自分のお金を循環させる、その循環先を自分の意思で選ぶことで、全く別の、様々な場面での価値創造の関係者になっている、という実感を、アクティブファンドから得ています。もちろん、この感覚は、個別の会社を自分で選び出すアクティブ投資家の方には敵わないのですけれど。

さらに、このメンバーの方からこんなコメントも頂きました。

どの地域の、どんな時期であっても、成長していく企業はあります。そして、営業利益率や配当成長率は、企業の体質や文化とも言えるもので、PERやPBRに比べると、変化が少ないものです。そして、しかるべき理論に基づき、シッカリと調査することで、長期にわたり成長を続ける企業を見つけることは可能

その会社が株式市場でどんな評価を受けているか、よりも、現実にどのように価値がつくり出されいて、その価値が取引先や社会(これも広くは市場と呼ぶべきでしょう)からどう評価されているのか(営業利益はそれに当たるのでは)を、しっかりと調査、分析する。それがどのような要因で実現していて、その要因は維持可能かについても調査、分析する。こうした調査、分析により、持続的に成長、市場から評価されうる価値をつくりだし続ける会社を、見つけること、選び出すことは可能だと私も考えています。もちろん、百発百中というわけにはいかないでしょう。しかし、こうしたプロセスをしっかりとチームに植え付けることができれば、経験を積み重ねることで、さらにその発見、選別の能力が高まっていく、と私は考えています。

短中期での株価の上げ下げの予測ではなく、中長期で持続的に社会に対して価値をつくり続けられるか、その価値をより上手く届けることができるか、それらを調査、分析して予測し、判断する、そんなチームにお金を託したいものです。

そうした調査、分析、判断のプロセスを示してくれるファンド、投信会社がもっと増えて欲しい、と考えています。その媒体として一番なのは、月次レポートだと考えています。素晴らしい発信を行っているファンド、投信会社を、サークルのメンバーの皆さんと一緒に探してみたり、読んでみたり、そんな機会がつくれないか、と今、妄想しているところです。

素晴らしい発信の継続を期待したいファンドの一例です。

しかし、この2本のファンドには難点があります。

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という具合に、信託期間が有期限となっています。

一方、こちらのファンド

確定拠出年金向けということで信託期間は「無期限」となっています。

(”ポジティブ・チェンジ”の確定拠出年金向けファンドが、”ESG”を銘打たれて設定されたんですね。今回、調べてみて発見しました。)

何が言いたいか。

”ロイヤル・マイル”、”ポジティブ・チェンジ”の信託期間を「無期限」に!

ということも、サークルの中では出ていますので、そうした声が集まる場としても機能していくのかな、と考えています。

しっかりとファンド運営のプロセスを発信していて、ファンドの投資先の会社との関係性、オーナーシップを感じさせてくれる、そんなアクティブファンドとのお付き合いを楽しみたい方を、サークルではお待ちしています。

パフォーマンスの良いアクティブファンドを知りたい、というご期待を抱かれてのご参加は困ります。ご遠慮くださいませ。


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