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【ベルゲンに来て思ったこと】

基本的に旅行に行くとむちゃくちゃ歩くやつで、平気で20キロ以上歩くこともあります(なので僕と旅行に行かない方が良いです)。昨日は19キロ、今日は16キロでした。歩くと土地勘が掴める上に、バスや電車での移動の最中には出会えない景色に偶然巡り合わせたりします。

そんなわけで、ひたすら歩く癖があるのですがスタスタとベルゲンの街を歩いて気付いたことをいくつか書き留めておきます。やっぱり環境が変わった時の1番のメリットって、その瞬間、瞬間に対する嗅覚がえげつないくらい敏感で、クンカクンカと自分の非常識を探すアンテナが作動するんです。

留学なんかわかりやすいくらいそうで、大きく2回その波がやってきます。到着したてのときは、何もかもが新鮮で何気ない一本道を歩いても周りをぐるぐる見渡しちゃうし、道ゆく人をじっくり観察したりします。そんな非日常的な生活が日常化すると、あれだけ輝いて見えた街並みに何も感動しなくなります。

それから帰国したてもすごく大切ですよね。一定期間日本から離れて、いざ戻ると昔は当たり前に感じていたことに違和感を感じたりすることもある(北欧留学あるあるですが、日本のキッチン台がむっちゃ低い!みたいな)。そういう感じで、環境が変わった瞬間ってむちゃくちゃ大事だと思うんです。

余談が過ぎましたが、ベルゲンで思ったことを2つ!

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▼ダイバーシティがすごい
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スタヴァンゲルに10ヶ月もいると、そこの生活がある種僕の中のスタンダードになるので、あくまでも無意識にスタヴァンゲルと比較しているということを予めお伝えしておきます。

昨日着いた瞬間から思っていたのですが、色んな人がいるなぁと思いました。そりゃ、人口規模が大きくなったのだから当たり前のことです。十人十色なので、母数が増えればその分社会の色もカラフルになります。

特に目に付いたのが浮浪者(しっくりくるワードが思い付かなかった😂)の数。どこか変だなぁと感覚的に思ってしまう人が結構いる気がします。

この人たちは普段どうやって暮らしているんだろうと思ってしまい、昼間からビール片手に何かをそこそこのボリュームで言ってる人などを見かけました。

とはいえ危ないなと感じることはないので全く問題ないのですが。

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▼レンタサイクルの需要がすごい
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スタヴァンゲルでよく見る移動手段に「電動キックボード🛴」があります。電動なので、キックボードみたいにマンパワーで動くわけではないのでちょっとした移動の時に便利です。その辺に転がっているのでなかなか使い勝手も良い。

ベルゲンでももちろん見かけるのですが、それよりも印象的なのが自転車を乗っている人。色んなところにステーションが設置されていて、2〜3分に一度はシャーっと自転車で駆け抜ける人を見かけます。

なんでスタヴァンゲルでは電動キックボードの需要が大きいのに、ベルゲンではレンタサイクルなんだろうと考えてみたのですが、たぶん地形と規模感のためだと思いました。

どちらも港きっかけで開発が進んだ街なので、シルエットはなんとなく同じなんですよね。ただ、規模感で言えば昨日のブログのようにベルゲンの方が圧倒的に"街"で、シンプルに大きい。ちょっとした移動に便利な電動キックボードよりも自転車の方が必要とされると思います。

一方、スタヴァンゲルはその逆なので電動キックボードがよく使われる。

ということを考えると、電動キックボードは観光客もターゲットとして考えた方が良いと思えてきます。自転車みたいに設置されたステーションに必ず戻さなきゃいけないので、土地勘がないと(どこにステーションがあるか知っておかないとむしろ不便。一方、電動キックボードは決められた範囲内でどこでも乗り捨てオッケーなのでちょっとした移動に良いんですよね。

決済がたしか銀行口座と紐付いているので、そこを簡略化して観光客でも気軽に登録できるようにすればいいんじゃねって思いました。

色々と「なるほど〜」と思ったことがある(今日行ったスターヴ教会はすごく勉強になった)のですが、いかんせん文字数をそんなに割けないのでこの辺で。

明日は博物館を沢山回ろうと思います。実質明日が最終日なので、沢山学んで夜は美味しいものを食べようと思います🐟

素敵な週末をー!!

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