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公共交通とは電車、バス、海上フェリー。 シドニー湾内では定期フェリーが運航されている。

長く続いた保守系のジョン・ハワード政権が終わって、労働党系の左派政権に変わったときだったと記憶しているんだけど、シドニー周辺を走る電車の料金体系ががらりと変わった。

どれもこれもうろ覚えで申し訳ないが、ただ、日曜日だけ、公共交通が$2.50均一料金になったことははっきりと記憶している。

公共交通とは、電車、バス、海上フェリーだ。
シドニー湾内に船着き場があり、定期フェリーが運航されている。

日曜日はこれらのどれに乗ろうと、どこまで乗ろうと、どんな組み合わせで乗ろうと$2.50だったのだ。$1.00=100円ならば、250円乗り放題ということだ(その後10セントずつ値上がりして$2.80まで上がった)。

日本から友達が来たとき、これを利用して日曜日にブルーマウンテンまで行ったことがある。片道2時間近く電車に乗ったがもちろんその時もこの値段だった。往復しても料金は加算されない。そのまま変わらないのだ。

日曜日は車ではなく公共機関を利用させるための政策だと思うが、車を持っておらず常に公共交通で移動していた俺にはとてもありがたかった。

日曜だからと言ってそんなにあちこちでかけはしないが、月に一度の豪寿庵でのワークショップへの往復にもこの制度は助けになった。

ところが、である。

昨日のウォーキングの際に新事実が判明した。

昨日はマッコーリー大学駅まで電車で行って、その後15㎞ほど歩いてホームブッシュのアウトレットモールまで行った。帰りは電車を乗り継いだのだが、料金を徴収されていることに気づく。以前なら帰りの電車はチャージされなかったはずなのだ。

それで値っとで検索してみたところ、写真の通りである。

いつの間にか、なんと一気に$8.05以下だと該当料金を請求するが、それ以上の場合は追加料金を請求しないってところまで料金の条件が引き上げられている。

どうやら7月からそうなっていたらしい。俺は何度か日曜日に電車を利用していたが、カードをタップするだけだから全然気が付かなかった。

うーん、まだ例の彼の猛威の影響下にあるこの状況下で電車の料金を値上げするかな…いや、まじで…。

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