恋愛迷子とは何者か。恋愛メンドクサイからの脱出へ。

はじめまして。恋愛迷子と言います。

その名の通り、恋愛のことで迷子になり、しくじり直前です。暇さえありゃ・・・いや、仕事の最中でもスマホで恋愛サイトを徘徊し、ため息をつきまくる毎日です。

簡単にワタクシ、恋愛迷子の自己紹介をしますと、30歳、独身、彼氏なし、恋愛苦手、人間が苦手。でも寂しがり屋。すぐにスネるし、構ってくれないとふてくされる。俗に言う”メンドクサイ女””重い女”のレッテルを貼られて、歴代の彼氏にはフラれ続けてきたわけです。

恋愛関係にあることにあぐらをかいて、彼に好きな人ができちゃったりとか。まぁ、若い時はそういうのも仕方ないとして。

だからもう恋愛ってもの自体がめんどくさいの。傷つくの怖いし。

ていうか、世の女子たちは何のために結婚したいとか言ってんの？

寂しいから恋愛すんの？お金のため？子供って自分を介護してもらうために産むの？

子供出来ない（作らない）として、相手が先に大病にでもなったら、結局ひとりじゃん？じゃあ結局人間って最後はひとりなんじゃないの？最終的に寂しいなら、ずっとひとりでいることの何が悪いの？

親からは当然のごとく「あんた一生結婚しないつもり？」と言われ、その度にイラついて、ぶっきらぼうな返事をする。友達の結婚式に行くなどと言った暁には「本当に将来考えてんの？おいてけぼりよ？」とまで言われるから「結婚式に行く」の”け”の字も口にしなくなった。

親も知っている学生時代の友達に子供が生まれた報告も、いつしかしなくなっていった。

・・・ああ、文章にすると本当にメンドクサイ女だ。こういう理論的で威圧的な女（そのくせプライドと理想がバカみたいに高い）がモテるわけがない。

そんな”アンチ恋愛至上主義”な生き方をしていると、ちょくちょく会う女友達も当然30代目前〜30代後半に差し掛かる独身ばかり。独身の結婚できない女友達と一緒にいれば、結婚できない自分のことも正当化できる。

合コンに行っても、飲み会に行っても、フレンドリーなバーテンのいる店に行っても、出会いがないんだもん。でも、女友達は浮気してようが浮気されようが大体彼氏がいることに、いつも劣等感がある。

「なんで？なんで？？私って一生愛されない星のもとに生まれたわけ？？？」

本当は、そんな自分の人生に苦しみ、傷ついてる。

新しくできた友達とか、恋愛迷子と出会ってまだ関係の浅い人たちには

「ファッション好きで、顔も別に悪くないし、ノリもいいし、家庭的なとこあるのに何で彼氏できないの？作らないの？」

と言われるけれど、ここまで読んでくださった貴方は、恋愛迷子に彼氏がいない理由がわかることでしょう。

---そんなある日、私と”彼”は出会った。

正確には”ずっと前に出会っていた”

「今まで合コンした人でさ〜見落としてるイイ男いないの〜？」とか

「同窓会で再会した地元の男が見違えるような男になってるとかあるでしょ〜？」とか

”新規より既存”のアドバイスをされても

「初対面で何も発展しないとか意味不明」「同窓会ネタよく聞くけど、私には有り得ない」「男って漁るもん？運命の相手は待ってりゃ来るもんじゃなくて？」とか、またプライド高い女丸出しの理由でスルー。

今までの恋愛パターンは、突然目の前に現れた王子様と連絡先を交換し、1~3回のデートで恋人になれたものの、数ヶ月で振られた。長いことアプローチして玉砕したこともある。

その出会い方ではうまくいっていないんだから、さっさと諦めたらいいのに。理想と現実が違うなんて、そんなの寂しいことだと思っていたのでしょう。

”アンチ恋愛至上主義”の私が、何年も前に出会い、その日はお互いに社交辞令で適当に挨拶しただけの男と2人きりで会うことになった。

そんな、恋愛ドラマのような出来事が恋愛迷子の身にも起きたのである。

彼との出会いが、恋愛迷子の考えと人生に大きな変化をもたらそうとしている。恋愛サイトに書いてあることも、恋愛マスターの友達のアドバイスも当てはまらない、ちょっと特殊で手強い恋愛相手。

恋愛に対してヒネくれた考えになっていった理由もわかった。

理想高すぎ、プライド高すぎだった恋愛迷子のさまよえるリアル恋愛が、現代男との現代ならではの問題を抱えている女性たちの役に立つのではないかと思い、このマガジンを始めようと思う。

最初に言っておきます。

「良い恋愛は、凝り固まった自分の世界を良い爆風でひっくり返してくれるよ」