脈がない男との関係に決着をつけた日

30歳独身、彼氏なし。

”アンチ恋愛至上主義”だったのに、恋愛中の恋愛迷子です。

気がつけば前回の投稿から4ヶ月が過ぎていました。

その期間に起きた”彼”と恋愛迷子のこと。

初デートで意気投合して、付き合ってもいないのに手を繋いだりキスだけはしてきた例の彼。恋人未満の関係になって何ヶ月経っただろうか。

未読スルー・既読スルーなんて日常茶飯事だったけど

ある日、恋愛迷子の精神状態が崩壊した。

彼女じゃないから、核心をついたことを聞けないし、言えない・・・

彼女じゃないから、甘えるのが怖い・・・

彼女じゃないから、他の女のところに行ってしまわないか、怖い・・・

彼女じゃないから・・・

彼女じゃないから・・・

「あぁ、もうダメだ・・・こんなの終わりにしよう・・・」

翌日の朝起きてすぐに

「明日会えないかな？話したいことがあって。」

と思い切ってLINEした。

珍しくすぐ返事が来た。何か察したのだろう。

今まで通り楽しくごはんを食べて、静かな公園に移動した。

どんだけ鈍感な男でも、これから起きることはわかるシチュエーション。

でも、突然「好き」とは切り出さなかった。

「かなり長いこと2人で一緒にいるじゃない？これから、どういう関係でいたい？」

まさかの彼任せパターン！

「私は、この先もずっと一緒にいたいだと思ってる。でも、暇なときに適当にごはん食べ行く程度でいいなら、手つないだりチューしたりするのは違うよ。適当な存在でいくなら、お互い他に恋人作っても関係ないよね。でも、恋人としてやっていくなら、もっと真剣に向き合いたいの。」

やっと言えた！！！我ながら、自分自身に神様が宿っていたと思う！！！

彼、悩む。黙る。自分の気持ち言えてスッキリしたから、返事はどっちでもいいやと思った。

「悩むなら、暇な時に適当に連絡取る感じでいいんじゃないの？」

と返したら

「・・・ちゃんと、向き合おうかな。そこまで真剣に考えてくれてたんだね。ありがとう。」

長かった。本当に長かった。

自他共に「脈なしでしょ」「他探したら？」と思っていたこともある。LINE無視なんて当たり前。普通の感覚なら恋人になれるなんて思える節がない。それでもなぜか、いつも彼は戻ってきた。

変な駆け引きなんてしないで、気持ち隠して天邪鬼にならないで、素直な気持ちで向き合うって大事だね。

気を引こうと駆け引きしたり、おいかけられたくて拗ねてる間に、彼が天使のような女性に出会ったらそっちになびいてしまうかもしれないよ？

いつだって、自分の心に素直に、誠実に。