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【Vol.7】妻を捨てる男、捨てない男

世の中不倫の話題はこと欠かない。ひとつだけ確かな事がある。この世の中には2通りの男がいる。妻を捨てる男と捨てない男。これは発覚した浮気や不倫の末、男性がどちらの結論を選ぶかでその特性が明らかになる。

1つ目は、【妻を捨てる男】。浮気が本気になって、あっさり妻に別れを告げ、その新しい女性を妻とする。この手の男は、再び同じ状況に陥った場合、また同じように妻を捨てる。だから女性は絶対に選んではいけない。どんなに男の情熱を感じても、絶対に奥さんより自分に夢中で惚れていると勘違いしてはならない。この男に愛情の差なんて存在しない。何の罪悪感も感じず、ただ妻を乗り換えるだけの残忍で冷酷な男なのだ。

2つ目は【妻を捨てない男】。浮気はする、でもあくまでそれは「浮気」であって、妻と別れたりなんかしない。むしろ別れるつもりは毛頭ない。でも何かしらの理由から妻以外の別の女性に熱を上げる。例えば、妻から逃げ出したいためか、他の異性からちやほやされることで己の魅力を確認したいためか、いずれにしても自分勝手な理由に他ならない。何らかの理由をつけて己を正当化し、別の女性のもとへ行く。だから女性は絶対に選んではいけない。たとえ肉体的な情熱を感じても、結局自分を選んではくれないのだから。この男は妻を捨てはしない、そうただの「浮気」男だ。

考えて欲しい。浮気をする男性が何故いけないのか、妻がいるにも関わらず、他に癒しを求めて、あるいは自分勝手な欲望を満たすために他の女性を求める。求めているからと言っても、それは決して愛情ではない。選ばれた女性達は男の自己満足を高めるただのマテリアルに過ぎないのだ。求められた女性は勘違いするだろう。奥さんよりも私を選んでくれた。私にこんなに愛情を注いでくれる。それが興ざめするただの独りよがりの妄想だとも気付かずに。たとえ奥さんより自分を選んでくれたとしても、その男はまた同じように自分を捨てる。”妻とは別れる”という言葉の魔法で女性をだます男は、決して妻を捨てない。いずれにしてもその程度の男を選んではいけないのだ。

所詮、不倫相手の男の愛など生温い。

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