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人材不足の企業でも提示されたお給料やお休み等の待遇面を改善せずに採用できるワケ

こんにちは、広報のななみです。
わたしが気になった記事について小宮さんにインタビューしたことをまとめてくシリーズです。

今日の記事

これまで400以上、人材不足の企業さまのお手伝いをしてきましたが、私の場合、性善説に立ってましてお給料とかお休み等の待遇面について、改善を求めたことはありません。
経営者の方は、精いっぱいの額を提示していると思っているし、採用はその条件の範囲内でお手伝いをすることだと認識しています。

「それなのに、なぜ採用ができるのか?」と言いますと、条件や待遇面なんて、海面から出ている氷山みたいなもので、ほんの一部なんですね。
どんな企業にも、海面の下にはまだ見えていない部分がたくさん隠れていて、私の仕事はそこを見せてあげることだけ。
海面上の部分を飾ったり色をつけたりするより、今のままでいいから「隠れている水面下のものを出していきましょう」という方が早いし、本質的だと思っています。

そして、採用って相手が「人」です。
そういう本質的な部分を開示しないと「思ってたんとちゃうミスマッチ」が生まれてお互い無駄な時間をお金を使うことにしかなりません。
ちなみにそれって、求人広告やリクルートサイトはもちろん、誰かのプロフィールや肩書、職務経歴書やお店のチラシに至るまで、同じ視点で見ているものですから、ちゃんとそういうことも相談していいんだ!という窓口をつくります。
ポテンシャルなんちゃらとか、インサイトなんちゃらとかになりそうなんだけどなんか意識高いネーミングで嫌なんだよな…

2022.1.20

こちら、1ヶ月前に小宮さんがfacebookで書いていた記事です。つい最近ですね。今日はこの記事についてインタビューしていきたいと思います。

印象に残っている採用のお手伝い

Q1:印象に残っている採用のお手伝いは?

これまで500社くらいのお手伝いしているので、どれか1つって言われると難しいです!やっぱり毎回その業界やこの職種は初めて!というお手伝いは、新鮮で印象的です。
例えば、初めて介護事業所の採用のお手伝いした時や、最近ではタクシー会社さんのお手伝い、宮古島の浄化槽管理(要はバキュームカーの仕事)の会社なども印象的ですね。

私も知らなかった仕事の詳細を知れたり、その仕事の魅力を発見できたとき、全世界中にそのことを発信したくなります(笑)

やはり知らなかった仕事は印象に残りやすいんですね。まだまだ知らない仕事がたくさんあるんだろうなとわたしもとても気になります。そして小宮さんの頭の中はどうなっているんだろうか・・・笑

難しい/大変だった採用のお手伝い

Q2:ぶっちゃけ難しかった、大変だったお手伝いは?

営業職はこう、事務員さんならこう、というフォーマットがあるわけではなく、毎回オーダーメイドで考えるので、全部大変です(笑)
例えば、今、同時に2件保育園からご相談を受けていますが、同じ保育士さんでも必要としている保育士さん像が全く違うので、各々に訴求ポイント発掘し、それを発信していくための施策を練っていく必要があるんです。
そんなわけで、難しくないお手伝いの方がないですね(笑)

同じ仕事でも必要としている像が違うというのは当たり前のことを言っているようで、実際それに即した求人をおこなっている企業をあまり見ないのは面白いなと思うと同時にそのポイントを発掘することは難しいのだろうなと思いました。

海面の下にはまだ見えていない部分がたくさん隠れている

Q3:海面の部分はどうやったら見えやすくなる?

小宮さん:
経営者や現場で働いている人にしっかりヒヤリングしていると見えてきます。いい格好をしようと思って、隠されると見えにくくなりますね。
ただたいていのクライアントさんは、人材不足で困った状態でいらっしゃるので体裁を気にせず、開けっぴろげに語って頂けます。

これ相談するときのポイントですね!いい格好しない!隠さない!

Q4:もし、隠れていた部分が最悪だったときはどうしますか?

小宮さん:
そういう場合は、これまで1件もありません。むしろそういう企業さんが相談して来ないのがレンアイ型です。人を大切にしない会社には耳が痛すぎて、寄ってこないんだと思います(笑)
レンアイ型採用だ~と言って、コンサルをお願いしたいと言ってくれる会社に、隠れた魅力がない場合は皆無です。

言い切ってしまうところがさすがだなと思いました。人を大切にする会社が集まるレンアイ型採用!素敵!

そういうことを相談してもいい窓口

Q5:「そういうことを相談してもいい窓口」どうなってます?

看板こそ掲げてませんが、こっそり始まってます(笑)
採用の相談ではなく、これからの事業展開の整理やリブランディングを手伝ったり新規プロジェクトをスタートするときのキーメッセージを作成したり。そんなご依頼が始まってます。

こっそり始まっているのなんか良いですね。これって相談してもいいのかなと迷ったらまずは相談してみるのも良いかもしれません。

おわりに

わたしが気になった記事「人材不足の企業でも提示されたお給料やお休み等の待遇面を改善せずに採用できるワケ」について小宮さんにインタビューしたことをまとめてみました。

人材不足で採用に困っている企業さんは、「いま提示している待遇がいけないのか」と思い込み、これ以上どうにもできないから仕方ないと諦めてしまったり、これ以上何が良くできるんだろうと頭を抱え込んでしまうことも多いと思います。しかし、例え待遇面が他の企業さんより良くなくたっていいんです。比べなくていいんです!

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