見出し画像

4. Superace Alishan / レース後・雑感


レース後

レース後はゴール会場の駐車場に設置してあるテントで表彰式が行われ、ちゃんと食事のテーブルも用意してあって、美味しい食事が振る舞われた。


残念ながら(?!) 、入賞することも、上位半分以上の成績を収めることはできなかったけれども、3日分ではあるが衣食住を背負って、D+5,000m以上のレースを完走したことで、8月のルーマニア挑戦の及第点をもらったようでホッとした。


3日間のステージレースの部(個人戦)は、26位/48名中(内、DNF13名)
名前を呼ばれ、完走証が主催者から手渡される。

Photo Credit: Hiroki Okada


そして、特別賞はベストドレッサー賞とか色々あり、感慨深かったのがチームスピリット賞を受賞した韓国人選手達だ。2日目はヨーヨーは諦めない男だから必ずゴールすると宣言したカンさんの言う通り、制限時間5分前に滑り込んだ。

そして今日、スタート時にゴールで会おうねと3人と別れたが、彼らは一緒にゴールするつもりでいるのか、左膝を痛めたヨーヨーのペースに合わせて遥か後方を歩いていた。

さすがに制限時間に間に合わないかもしれないと思っていたら、やはりここでも制限時間5分前に、3人手を取り合ってゴールしたのだ。ナイスチームワークだ。

後は豪華景品が当たるくじ引きなどが行われ、そして何故か急にJapan Hopeとして、私の名前が呼ばれる。

Japan Hopeって何よ?って話なんだが、前日の晩に主催者と晩御飯食べながら話していた時のことである、日本からの参加者は私とイロキくんだけではなく、実はもう1人いた。Mさんという女性である。


このMさん、なかなか面白い女性で、初めての海外レースがまさかの台湾のどローカルな、しかもステージレースという…。そして、初日は宿が会場から7km離れたところにあったため、宿からスタート会場まで余分に7km走ってきてらっしゃる。めっちゃ強者。若いし、今後がめちゃくちゃ楽しみな人だ。


と、話が少し逸れてしまったが、


イロキくんは左膝の不調で2日目出走せず、Mさんは初日から体調不良だったようで、2日目のCP3でリタイア申告をしたと言う話の流れから、レナが日本の希望だ(Japan Hope)って、なんかちょいオーバーな話になったのである。


で、主催者から英語でいいからなんか話せと促されて、渋々前へ、、、。
急に振られるものだから、何を話したらいいのか、しどろもどろで乗り切ったら、イロキくんに「なんで日台友好に触れないんだ。主催者の意図読め。」とかダメ出しされて、踏んだり蹴ったりですわ。


なんだかんだで、たくさんの友達もできたし、3日間といえど、やっぱりステージレースは楽しい!




雑感


レースレポートを読んで、来年ちょっと行ってみようかなと気になれば幸いです。



その上でいくつかアドバイス的なものを、、

・コースは7割がロード、3割がトレイルで、そのトレイル部分はほとんど階段と思って良いです。

・来年のレースも恐らく台湾の連休中になると思われるので、新幹線の指定席の予約はお早めに。外国人旅行者の割引もあるので調べてみてください。

・新幹線駅から阿里山のレース受付会場までの移動手段は路線バス、もしくはタクシーになりますが、タクシーだと1万円くらいかかるので何人かとシェアして行った方が良いです。

・レース受付会場は恐らく今年と同じ宿泊施設になると思われます。もしくは違う宿泊施設になるかもしれませんが、早めにそこの部屋を予約しておいた方がいいです。周りにもいくつか宿泊施設はありますが、アップダウンがあって、アクセスがあまり宜しくないです。

・レース中の宿泊はテントではなく、集落の集会場みたいな、体育館みたいなところで床はなかなか冷たいので寝袋の下に敷くマットを持ってきた方が良いです。

・体育館みたいなところにみんなで雑魚寝なので、夜のいびきがすごいです。ある夜はいびきの大合唱でした。耳栓必須です。もしくは音楽聴きながら寝るとか。

・レース中はシャワー浴びれます。最終日はないです。

・レース後は新幹線駅まで向かうチャーターバスがあります。これはエントリー時に20米ドルで申し込みできます。


ステージレースの世界を少し体験してみたいなっていう人には最適なレースだと思います。


サポートして頂けると単純なのでものすごく喜びます。サハラ砂漠の子供達のために使います。