お酒メモ1『カベルネ・ソーヴィニヨン』(ワイン)
突然だけど俺はワインが大好き。どうせこれから飲んでいくから、知識があった方が絶対に楽しめるし豊かな時間をおくれると思って勉強してる。
今回は数あるブドウ品種の中の一つ、カベルネ・ソーヴィニヨンについて。一口にワインといっても、いろんな品種のワインがある。品種について理解してると、ワインを買う、レストランでワインリストからチョイスする時とかいろいろなところで役に立つ。
生産される地域と、その特徴
カベルネソーヴィニヨンは、フランスのボルドー地方が原産。「メドック」や「グラーブ」といった超有名ワイン地区があって、そこでもよく使われている品種。そんなフランスの偉大なワインをはじめ、カリフォルニア、オーストラリア、チリ、イタリアなど世界各地で高品質なワインを生み出してるのがこの品種。
ブドウ自体は小ぶりで、身を包んでいる皮が結構厚い。そういう特徴をしたブドウは、比較的温暖な地域で良く育つ。砂利質などの水分の少ない土壌を好み、乾燥に強いという特徴もある。
原産地のボルドーでは、カベルネ・ソーヴィニヨン単体でワインになることが少なく、メルロやカベルネフランといったソフト目な品種とブレンドされることが多かったりすふ。日照時間が多いチリやカリフォルニアといった地域では100%のワインが良く作られてる。
カベルネソーヴィニヨンは、ピノノワールなどと比べると育成がしやすく、値段が安いワインでもはずれを引きづらい安定さがあるよ。
味わい
カベルネソーヴィニヨンから作られるワインは、骨格がしっかりとしてガツンとした味わいのものが多い。飲み慣れてないと全然分かりづらいと思うけど、簡単に言うと渋みが強くて濃くて、ワイン初心者は飲みづらい味。ブドウが実が小さい割に皮が厚いという特徴があるってさっき言ってたけど、それが渋いワインになる一因でもあったりする。タンニンという渋い成分が皮に多くて、その比率が大きくなるからね。
味わいは、カシスやベリーとかの濃い果実を連想させ、コショウやミント、スミレなどといった香りを持つものもある。これは完全にワインによる。
熟成
カベルネソーヴィニヨンに含まれる豊富なタンニンは、若いうちはイガイガとしていて、味わいに硬さを与える。逆に豊富なタンニンを持つということは、長期熟成が可能であるということでもある。ゆっくりと進む熟成により角が取れてバランスよく緻密な渋みにかわる。
あとその豊富なタンニンがあるから、特にボルドーで作られたものは、最低十年は寝かせないと飲み頃にはならないといわれてる。あらゆる品種の中でポテンシャルが最高級で、ヴィンテージワインを多く産出している。
また、熟成はオークの樽によってなされることでその真価を発揮し、ラズベリー、ブルーベリー、たばこ、ジビエ、杉などのブーケを開花させる。
実際に飲むときのオススメポイント
安いワインだと、とくにチリワインがクオリティの高いものが多い気がする。基本的に低価格でも失敗しにくいので、普段飲みとしてとってもおすすめ。また、マリアージュとしては牛肉やチーズといったものが定番。脂っこさを打ち消し、口の中をリセットしてくれる役割もある。
まとめ
飲み覚えよう。
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