毎日食べてる「卵」についてまとめてみた

卵、好き？俺は結構好き。卵料理は基本的になんでも好きだし、ケトルでゆで卵を作ってそのまま食べたりもしてる。

いつだかあるボディービルダーが、「鶏よりもプロテインよりもたまご」って言ってたのをきっかけに、卵について調べてみた。そしたら健康効果が凄かったからみんなにも勧めてみるね。

「一日一個まで」説はどうか

まず、卵といったら「食べすぎると良くない」っていうのが思い浮かぶよね。この「卵が一日一個まで」説は、ウサギを使った実験が由来となっている。

ウサギにコレステロールを与えたところ、動脈硬化を引き起こしたというもの。でも、ウサギって草食動物だよね。だからそもそも肉とかからコレステロールを摂取する機会なんてないのよ。そんなウサギに無理やりコレステロールを与えたら何かしら異常が起こるのは当然だ、ということで、この「一日一個まで説」は考え直されるようになった。

さらにいうと、人間は一日に必要なコレステロールのうち3分の1を食べ物から、残りの3分の２を肝臓で作りだす。肝臓でコレステロールを作る量を調節することで、血中のコレステロール量が一定量に収まるようにある程度コントロールできているのだ。だからとりすぎはダメだけど、コレステロール異常の全ての根拠が卵というわけでもない。

アメリカをはじめとして「卵一日一個まで説」は見直されていて、むしろ一日三個ほど積極的に食べようというのが今の流行らしい。

完全食品といわれる卵

卵は、完全栄養食といわれるほどたくさんの栄養素を持っている。というのも、卵にはビタミンCと食物繊維以外のほぼすべての栄養素が含まれているという凄さがあるから。ひよこ一匹（ひとつの生命）を構成しているものだと考えれば、なるほどと思える。

以下、卵が持つ特筆すべき栄養素と、それがもたらす効果をまとめてみた。

◯綺麗な肌、健康的な髪をつくる

まず、卵にはタンパク質と、ビタミンB群が豊富に含まれている。これらは、髪や肌には欠かせない栄養素。

肉や大豆といったほかのタンパク食品に比べて、ビタミンやミネラルを多く持っているというのが卵の優れたところ。

◯記憶力をよくする

コリンっていう成分を聞いたことある？このコリンはアセチルコリンという神経伝達物質に変化するんだけど、このアセチルコリンは細胞膜の回復や構成を行ってくれる。で、卵にはこのコリンがたくさん含まれてる。

反対に記憶障害や学習能力の低下はコリンの不足が原因の一つと言われているから、卵を食べることでそれらを防止することができる。子供はもちろん高齢者にとても効果的。

◯心臓、血管系の病気のリスクを下げる

卵にはオメガ3脂肪酸というものが多く含まれている。これは、よくダイエットにも良いと言われているけど、そのほかにも
・高血圧予防
・動脈硬化、心筋梗塞の予防
・中性脂肪を減らす

などさまざまな効果がある。アメリカでは毎日卵を食べ続けたグループがそうじゃないグループに比べて血管系の数値において改善を得たという実験結果もある。

◯目に良い

卵には、上記の他にもビタミンAやルテインという成分も多く含まれている。まずビタミンAは目の光への適応力を高める。ルテインの不足は白内障などの症状を引き起こす。

卵を食べたら視力が良くなった、という話があるらしいけど、（真意は知らん）これはちゃんとした根拠があるといえる。

余談

どう、卵最強感あるでしょ。このほかにもアンチエイジング効果やガンのリスクを減らすとか、調べたらいろいろすばらしい効果がでてきた。

130歳まで生きた海外の女性がいて、その方は毎日卵を食べていた、なんて記事も目にした。その方いわく、「長生きのコツは毎日卵を3個食べることと独身でいること」だそう。

そこまで値段も高くないし、いろいろな料理に利用できるから、本当におすすめや。今日から卵を取り入れた食生活を送ってみてはどうだろう。コレステロールが気になる人は食べすぎ注意で。