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【人生を太く長くする秘法!!】【美大生が「人生の短さについて 」を読んで感じたこと】

第6回目は古代ローマの哲学者セネカ の 「人生の短さについて」を要約していきます!!


古代哲学は、何年も読み継がれている名著でどんなに時代がたっても

人々に英知を与えてくれます!!

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ルキウス・アンナエウス・セネカ


人生は浪費すれば短いが、過ごし方しだいで長くなると説く表題作


2000年読み継がれてきた古代ローマの哲学者セネカの“人生の処方箋”。

「~の為に失われた時間」+「勤めを果たす時間」=失われた時間よりも、自由な時間の方が短い

・達する事のない年齢になってから人生を始めようとするのは愚かである!


若い時に仕事に追われ、多忙になっても、


50代などからお金が貯まり人生を楽しもうとしても


体が悪くなったり、ガッツが無くなっているなど、

お金以外の問題が有り難しい!!

・有望な人、大企業の社長などは、他人からは幸福に映るが、

自分自身の時間を浪費により、短縮されてしまっている!!



〇多忙な人間は、どのように浪費しているのか?

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①酒...酒に溺れ、それにしか時間を使おうとしない連中の事


②性...どれだけ長い間、銭勘定をしているのか?

           悪だくみしているか? 
            
           心配事をしているか?

           ご機嫌を取らされているか?

           裁判で訴えたり、訴えられたりしているか?


→悪い事なのかは、問わないにしても


彼らは、息をする余裕もないほどだろう。


★生きる事から最も遠く離れているのが、多忙な人間だ!!


なぜなら、生きる事を知るのは、最も難しい事だから


他の技術は身につけれるが、生きる事は生涯をかけて


学ばないといけない


それを考えないほど、多忙な人はそれらを考える時間すらない


・実際に生きた時間が長いのと、人生が長いとは別物である。


生きた時間が長い人は、長く生きたのではなく、


長く存在しただけに過ぎない。

人生が長いとは、生きた時間よりも


自分のためだけに時間を使えるを使えるかという事です。


→自分の時間と交換するべきほどの価値があるのもなど、


なにひとつ見出さなかったから。

〇あらゆるものの中で最も価値が有るモノ=時間

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時間=残りの人生


・時間が形を持たず、目には見えないから

→人は、時間を無料のモノで泉のように永遠に


溢れてくるモノだと勘違いしている!!

・もし、死の危機が迫ったら!?  

→ 全財産を投げ出してでも、生きながらえるような姿になるだろう!!

〇人生を長くする時間の使い方

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①未来に頼らず


②現在を逃がさず、過去と向き合う!!


★ほとんどの人が、よりよく生きられるように、多忙を極めている!!!

生を築こうとして、生を使い果たしてしまう。


→ 彼らは、将来の事を考えて計画を立てるべき!!


先延ばし、人生最大の損失なのだ!!


それは、今この時も奪い去るモノである!!


〇人生は3つに分けれる

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①過去...過去は確かである


②現在...現在は短い


③未来...未来は不確かである

多忙な人は、過去を見失ってしまう!

あらゆる世俗的な営みから、離れて生きる人の人生は


人生全体がもうけになる!!


〇まがいものの閑暇!!?

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ボードゲーム、球技、日光浴などで人生を浪費している人

雑学を学ぶなども、何もしていないのも同じ!


★真の閑暇は、過去の哲人に学び、英知を求める生活の中にある!!


・閑暇な人...英知を手に入れるために、時間を使う人だけ


自分が生まれる以前の年月が、過去の哲人の本を読む事によって


自分の人生に過去の哲人の人生がプラスされるのである


★真の閑暇は、過去の哲人に学び、英知を求める生活の中にある

自分が生まれる以前の年月が過去の哲人の本を読む事によって


自分の人生に過去の哲人の人生がプラスされるのである


→彼らが生まれてくれたのは、我々のために生き方のお金を


用意してくれたのである!!

そうやって自分の人生を長くするのである!!

→賢者を利用しよう!!

〇時間に向き合えない人の人生は短く不安に満ちている!

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過去を忘れ、現在をおろそかにし、

未来を恐れる人の生活は極めて短く、不安に満ちている!


→死が間近に迫ってから、自分が長い間 多忙ばかりで


何も意味のある事をしていない事に気づく!!


★人生を多忙に使い、老後幸せに暮らしたいと思う事は
 見世物、娯楽の当日を待ち望んでいる時と同じ



彼らがその時間を飛び込えてしまいたいと思うのと同じ



★彼らが楽しめる時間は短く、瞬く間に過ぎ去っていく!



さらに、いろいろな楽しみに飛びつき、ひとつの欲望の内に


じっと留まる事ができないのだ!!

彼らにとって、日々は長いどころかいとわしいものだ!!

・高い地位があっても楽しむ事が出来ずに、いつまでも続かなく不安になります。


★議場や法廷でその名が持てはやされる人と見ても

うらやましいと思ってはいけない!!



→その名を手にするなど、人生を犠牲にしなければならないのだ!!



・働くことに疲れるよりも先に、生きる事に疲れ仕事をしている最中に


倒れるなんて、情けないことではないか!!

★人間は、法律の力で暇になるよりも
自分の力で暇になるほうが難しい訳だ!!

〇まとめ

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お金というモノが正義とされている資本主義では、お金を稼ぐ事が

「正義」とされている。しかし、人生を浪費している事だと思いました。

皆、お金には、ケチで無駄使いをしないが、時間になると他人に


すぐあげてしまい、大切にしていません。


実際は時間=残りの寿命なのです!!

どんな、お金持ちでも死が最後にやってくると


全財産を差し出してでも、生きたいようにい


時間はお金よりも価値があるモノだと感じました!

お金というのは、所詮人間が独自に作ったシステムなので


お金というモノがない時代もありました!!


時間が存在しなかった時代など無く、どんな素晴らしい人物や


建物は、時と同じで無くなります!


人間は、100年くらいしか生きられないので、過去の哲人を学び


それらを、活かすことで人生が長くする事ができます!!

お金を稼ぐことは誰にでもできますが、


自分のために自分の人生を使うのは、自分にしか出来ないのです!!

せっかく、生まれてきたのなら、自分にしかできない事をして、


人生を楽しんだ方が幸せだと感じました!

そして、高い地位を得るには、時間をささげなければいけないように


何かを得るには、何かを失うと言った、等価交換は、

錬金術のようだと感じました!!



以上です!

最後まで読んでいただきありがとうございます!!


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